リフォームと耐震補強⑫～耐震診断、補強計画してからリフォームの計画をすることが大事
今回から④までは、耐震補強とリフォームを同時にした私の経験談です。
浴室、洗面、トイレのリフォーム工事と同時に耐震補強工事をしました（仮にA邸と表記します）。キッカケは、私が市の無料耐震診断で診断に行ったことでした。耐震診断は、以下のような順で行っています。
報告書を持って説明に行った時、診断結果の説明のあと以下のような会話になりました。
私 「…と言うことで診断結果は1.0以下の0.○○です。ここまでが診断の説明で、報告書の最後に補強工事をした場合に増やす耐力壁の数と概算費用が出ています。壁の数が○カ所で費用が約○○円です。もしも、補強されるなら補助金が90万円まで出ます。」
施主A「90万出るのですか？」
私 「ええ、出ますよ。但し、耐震補強工事に関わる工事費だけです。たとえば（部屋の壁を指さして）この壁を補強する場合、この壁を解体、補強し復旧する費用が出ます。でも、その横の補強しない壁を同じ仕上げにする費用は出ません。以前に補強工事された方は、約２００万ちょっとかかりましたが、約半分は補助金で賄えました。」
施主A「補強工事だけで90万になりますか？」
私 「ええ、この報告書の補強の概算見積もりを見ても間違いなく90万は越えると思いますよ。」
※文中の補助金額は地方自治体によって異なります。
次回は、『リフォームと耐震補強③～経験談その2、工事額の説明 』です。
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