冬向きの家⑧~冬以外はどうなる
今回のコラムは前回の続きです。
前回の記事の後、コメントをしていた方が実際に断熱工事をしたことが書かれています。
I氏 自宅マンションを断熱リフォームした。室温が10度を下回る日がなくなり、風邪をひきにくくなった。
H氏 2002年築の大手ハウスメーカーの自宅を断熱リフォームした。工事前は築5年で結露しカビが生え、冬季の室温は6.4度だったが、工事後は 冬季の室温は14度、窓ガラスの結露が減り、カビもなくなった。
そして、この記事の筆者が、コメントを載せているI氏(上記のI氏とは別の人)の設計した3階建て27坪の住宅に行って驚いたと書いてあります。
I氏の設計した家 壁の中に断熱材+壁の外に断熱材を張った住宅で、エアコン一台で冬は23度、夏は25度に保てる家だと書いてあります。
事例が出ていることは、非常に好感が持てます。工事前と工事後の違いが書いてあり、しかも、コメントした人の実体験ですから、説得力もあると思います。
また、記事の中に国交省の2015年の調査でUA値0.87を満たしているのはわずか0.5%と非常に少ないことが書かれています。①に書いたようにUA値は新しい断熱の基準の事ですが、この基準は平成25年基準です。平成25年は2013年ですから、記事の調査まで2年しかありません。日本全体の家の数から考えると5%しかないのは当たり前だと思います。
次回は、『冬向きの家③~UA値0.87とは』です。
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