- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
リフォームの時代⑬ 急成長したリフォーム業界のひずみ
2014年6月2日 公開 / 2014年7月4日更新
リフォームは簡単にできる仕事ではありません。
国が活性化しようとしても簡単に活性化しない仕事なのです。窓口の業者はドンドン増えてもリフォーム工事が出来る職人は簡単に増えないからです。
新しいリフォーム業者は、仕事さえ取れば、後は下請けの職人におまかせ。職人は言われた事だけを淡々とします。リフォーム業者は、工事の方法は詳しくないので職人のしている事が分りませんが、とにかく早く、問題なく終わることを考えます。職人は傷んでいて取り替えた方がいいと思うところであっても、リフォーム業者にそのことを説明しても理解されないことが多く、また時間がかからない方が職人にとっても、よい事なので見て見ぬふりです。
リフォーム業界は今、過渡期です。現場軽視する業者が増えることはその傾向が続くことになります。
リフォーム工事は「お金がある、需要がある」から増える仕事ではありませんし、未経験者や経験年数の浅い者ができる仕事ではありません。にわか職人では無理なのです。ですから「需要があるから増える」という仕事ではないのです。
次回は『リフォームの時代⑭ 広告宣伝と現場軽視』です。
関連するコラム
- リフォームの時代② 空き家750万戸 2014-04-17
- リフォームの時代⑭ 広告宣伝と現場軽視 2014-06-05
- リフォームの時代① リフォームは、無許可でもできる 2014-04-14
- リフォームの時代③ ゴミ問題と中古住宅市場 2014-04-21
- リフォームの時代⑨ 経験談 たくさん人が見に来た 2014-05-19
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。