- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
うちのつくり方16 ~③-3 将来リフォームできるのか?~
2014年2月6日 公開 / 2014年7月4日更新
その③ 将来、リフォームしやすいことを考えて
③-3 将来リフォームできるのか?~最近の大きい会社のつくり方
ハウスメーカーでは、工場生産の比率を上げ現場作業を減らそうとしています。現場で基礎をつくり、その間に工場で内装外装をパネル化し、何台ものトラックで現場に搬入し組み立てています。もちろんパネルは重く、人の力では持てませんから全てレッカー作業です。レッカーでパネルを吊り上げ組み立てるのです。現場の作業が減り、短時間で家が建つので、仮住まいの家賃などが減るなどメリットがあると思いますが、レッカーで吊りあげたパネルは将来、現場で直せるのでしょうか?
完成した住まいに、駐車場や塀などが作られると、リフォームの時には、おそらくレッカーは使えません。レッカーを使うようなリフォームをするのか?と思われるかもしれませんが、経年劣化によるリフォーム以外では、交通事故で車が家に飛び込んできたなどは、ない話ではありません。そんな場合、パネルを取り外すことはできませんし、仮に外したとしても同じように修理できるのでしょうか。リフォームは、外壁の塗り直しや内装の壁紙を張り替えたりするだけではありません。地震や台風、事故などでも被害は出るかもしれません。その時に直せるのか、という事は大事なことだと思います。
次回は『③-4将来リフォームできるために~うちのつくり方~』です。
関連するコラム
- うちのつくり方8 ~②-1 設計図だけではつくれない~ 2014-01-09
- うちのつくり方12 ~②-5 つくる過程を楽しむ~ 2014-01-23
- うちのつくり方10 ~②-3 1日で全部決める~ 2014-01-16
- うちのつくり方13 ~余談~ 2014-01-27
- うちのつくり方19 ~おわりに~ 2014-02-17
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。