コラム
爪は正しく切りましょう
2011年1月16日 公開 / 2014年12月6日更新
爪の周りが腫れて痛むとか、膿が出るというご相談をよく受けるのですが、
爪を短く切りすぎている方が多いようです。
足の爪を短く切りすぎたり、両端の角を丸く切ったりすると
爪先が爪の周囲のひふに食い込むようになり(陥入爪 かんにゅうそう)
痛みが出たり、細菌感染をおこして周囲に赤み腫れなどの炎症症状が
でることがあります。
爪の周りに赤く出血しやすいできもの(毛細血管拡張性肉芽腫
もうさいけっかんかくちょうせいにくげしゅ)ができる原因にもなります。
爪があたって痛いからといってさらに短く切るとさらに爪がひふにくいこむという
悪循環に陥ります。
爪先は短く切らず、すこし白い部分がのこるように、また角は切り落とさずに
四角く切りましょう。
爪先がひふにあたらないようにするには
綿花やフイルムなどを使用して爪がひふにあたらないように保護したり
VHOワイヤーで爪をひきあげるなどの方法があります。
肉芽腫は薬やレーザーなどで縮小する方法があります。
爪周囲に細菌感染を起こして腫れ、痛みがある場合は抗生物質をのんでなおします。
痛むからといってどんどん爪の角部分を切り落とさないで早めに治療しましょう。
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