五感がよみがえる美術館の楽しみ方
ゴールデンウイークにお勧め
関東エリア アート「芸術祭」のご案内
奥能登半島地震で被災された「奥能登国際芸術祭」の舞台と
なった奥能登、珠洲市の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
花々が美しく咲き始めているこの季節
この連休にまだ間に合う
関東エリアのアートの芸術祭を2ヶ所ご案内します。
■横浜トレンナーレ「野草:いま、ここで⽣きている」
トレンナーレとかビエンナーレとか良く聞きますが
トレンナーレとは3年に一度開催される国際芸術祭の
ことです。
横浜トレンナーレ
【会期】2024年3月15日(金)– 6月9日(日)
休場⽇:毎週⽊曜⽇(4⽉4⽇、5⽉2⽇、6⽉6⽇を除く
【開催時間】10時~18時
【会場】
横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO
クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路
【アーティスティック・ディレクター】
リウ・ディン(劉鼎)氏、キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)氏
5会場を拠点に繰り広げられます。事前のガイドや
ワークショップもあり、楽しく観て歩けるような工夫が
されています。
特に横浜美術館はこの3月にリニュアルオープンした
ばかりですから、建物もアート作品も楽しめます。
国際都市、港町の横浜の芸術祭はワクワク感でいっぱい
です。
チケットが必要のない場所もありますので、HPを確認
して計画することをお薦めします。
■内房総アートフェス・100年後芸術祭
内房総5市の風景を舞台に、アーティストやクリエイター
たちが創造力を発揮し、新たな芸術作品を発表します。
https://100nengo-art-fes.jp/20
【会期】2024年3月23日(土)〜5月26日(日)
【開催時間】10時~17時
【会場】内房総5市 (市原市・木更津市・君津市・袖ケ浦 市・富津市)
【総合プロデューサー】小林武史氏
【アートディレクター】北川フラム氏
「アート」「テクノロジー」「音楽」「食」、そして
それらからの「学び」を通じて、生きることへの
気づきを体験から学ぶプログラムになっているようです。
開催地によってはバスツアー(事前予約)も有ります。
定休日などの事前確認をしっかりして出かけましょう!!
なぜ芸術祭をおすすめするのか
地域で開催される芸術祭は、美術館で観る展覧会
とは違って「アート作品」の観方、感じ方も変わります。
私は瀬戸内国際芸術祭で直島に行った体験だけですが
ゆっくりとした島の時間の流れの中で、人との楽しい
ふれあいと、開かれた雰囲気の中で、アートを楽しむ
ことが出来ました。島への興味も増しました。
芸術祭は観光も目的のひとつですが、美術館での鑑賞
とは違って、開催地のそれぞれの地域性を知ることが
出来、そこに暮らす人達の暮らしがアートを通して知る
ことが出来ます。自然の中であらゆる面からアート作品
を鑑賞することが出来るという醍醐味を味わえます。
・美術館で観る作品と違って、設置環境なども加わって
作品や作者に対する想像力がより一層広がって来ます。
・作品と自然との融合で自然の美しさを再認識出来ます。
・知らなかった開催地の魅力を再認識出来ます。
・古い建物が活かされるアート作品の展示方法は
物の大切さを再認識することが出来ます。
・地元の方々の暮らし、歴史を知ることも出来ます。
・アート好きな方々との交流で、知らなかった
アート作品や作家への情報を得ることが出来ます。
・話題作りが出来ます。ビジネス交流の場にも役立ちます。
・一緒に行った家族や仲間達との楽しい、幸せな
想い出作りが出来ます。
・心身の健康に良い傾向を与えられます。
まだまだこの連休に間に合います。
是非お出かけ下さい!!