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コラム

中央構造線帯で新潟地震 フォッサマグナで、今何が起きている。人命救助

2024年4月5日

テーマ:災害対策

コラムカテゴリ:住宅・建物

2019年6月18日 22:26 新潟で地震が発生しました。

けっこう大きな地震であったようで、震度6を計測しているようです。

忘れた頃にやってくる地震。しかし、現在の状況は、いつ大きな地震が、どこに起きても

おかしくない状況といえます。

小学校の授業でも学んだ事のある、中央構造線帯 

糸魚川市、姫川 静岡ライン フォッサマグナ。世界第一級クラスの断層帯だそうです。

今回の地震は、地下10キロ程度の浅い位置での地震。

状況分析は、専門家に任せるとして、建築家として、何を考え、何を家造りに活かすか、

その点が一番重要と考えます。





新潟での地震といえば、昭和39年当時、大きな公団アパートが、地盤液状化が原因で

軒並み建物が、足元すくわれ倒壊した、映像が、記憶に残ってきます。

アパートが、壊れたというよりは、足元すくわれ、転倒したというイメージです。




私たちが出来る事は、緊急時。3日間は、生存できる対応策を取る事です。

幾つかあると思います。



緊急時の必要品 リストアップしてみました。

①飲料水 10リットル

②食糧3日分 缶詰、カンパン類

④ヘルメット、運動靴、マスク、毛布。雨合羽、軍手手袋等。

⑤懐中電灯、灯り、携帯充電器。

⑥緊急時の退避場所確認。

⑦その他、緊急発電装置 (弊社では、50キロボンベから、発電でき設備を確保。)

⑧通帳講座、保険証、・・・



まだまだいっぱいあると思います。

まずは、自己管理が大切、自らの対応できる事もいっぱいあります。

ピアノ、箪笥、冷蔵庫等の転倒防止。

対応できる事は、考えて行動をとるべきです。



地震対策の基本を忘れては、いけないと思っています。

当然建物が、壊れる事を防がなくてはいけませんが、一番優先されることは、

人命救助。『人の命』を守る事。今一度、基本原則に立ち向かいたいと思います。



私は大きな地震時には、小学校校庭に集合を掛けられ、建物判定員としてのお役目が

かせられています。今一度、準備態勢は、整っているか、自らに戒めたいと思います。

まずは、人命救助です。建物のひび割れぐらいは、簡単に対応可能です。

今出来る事を、優先すべきです。



<こちらの記事は公式サイトの社長ブログから人気記事を転載したものです> 
公式サイト社長ブログ掲載日:2019/6/19 現在は非公開

この記事を書いたプロ

瀧口繁

天然素材と家相の知恵を活かす住宅設計のプロ

瀧口繁(瀧口建設株式会社)

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