天然素材の持ち味と家相をみる九星気学で「人に優しい住まい」（1/3）

本物志向のお客様に支持される高品質な無垢材の家

　昭和35年に創業した瀧口建設(株)は、地元浜松に根付いて既に50年余。現在二代目として代表取締役を受け継ぐのが瀧口繁さんです。
　注文住宅の元請けとして、最初の打ち合わせも設計も瀧口さんご自身が手掛けるスタイルのため、棟数こそ特段多くはありませんが、全部に直接目が行き届くよう丁寧に仕事を進めることで、その内容の濃さに魅力を感じる施主から絶大な信頼を得ています。
　その特長の1つが、天然素材をふんだんに取り入れる理念と知恵です。例えば瀧口さんは、年間で1万人の方がヒートショック（急激な温度差による体への衝撃）で亡くなられている現状を非常に残念に思っているそうです。「対応策として、温熱環境を良くするために無垢の木材は大きな役割を果たしてくれます。蓄熱によって屋内の温度差を小さくすることができるからです。また珪藻土などの塗り壁材も温熱環境を高めるのに有効ですし、調湿効果や防臭にも優れています。天然素材の持ち味を活かしたレベルの高い家は、改訂が既に発表された省エネ法にも充分に対応できます」。
　いい素材を活かす技と知恵がある同社は、木造軸組工法をベースに高性能パネルをプラスした「スーパーウォール工法」によって、高気密、高断熱、高耐震構造を実現しています。
　さらに、他では入手が出来ないような、優れた乾燥技術で仕上げられた高品質の天然木も仕入れルートを確保。家具、建具、照明やじゅうたんなど、インテリアも良質なセレクトを備え、デザイン性についても大いに期待できる体制が整っています。

＜次ページへ続く＞

【次ページ】天竜美林の良質な木を活かすため地元協議会の会長としても活躍

次のページへ