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2016年1月25日 公開 / 2021年2月27日更新

テーマ:上級者のゴルフレッスン

コラムカテゴリ:スクール・習い事


みなさん、こんにちは。
プロゴルファー、ティーチングプロの川口貴史です。ここで、普段話してないことや、秘伝の技や、勝つゴルフ上達法、練習方法、ゴルフの話をしていきますので、宜しくお願い致します


ゴルフクラブについて



みなさんこんにちは!寒い毎日が続きますが、体調を崩されていませんか?今年もインフルエンザが猛威をふるっていますが、手洗いやうがい、マスクの着用などの予防もしっかりしてくださいね。健康でなければ楽しいゴルフが出来なくなってしまいますので、お気を付けください



さて、寒い中での練習は大変辛い日もありますが…きっと、メルマガをご愛読のみなさんは日々練習に励んでらっしゃることでしょう。また、昨シーズンの反省をされるとともに、オンシーズンに向けてゴルフクラブの買い替えを検討されている方なんかもいらっしゃると思います。そこで今回は、ゴルフクラブについてお話をしたいと思います。各クラブの選択や機能、構造、セッティングなどが、参考になると幸いです。では、本題へまいります!!



野球ならバット、テニスならラケットなど、球技のほとんどは1つの道具でボールを打ちます。でも、ゴルフショップに行ってみると形状の違うクラブがたくさん並んでいます。それは、1本のクラブでプレーするよりも形状の違ったクラブを使う方が良いスコアを出しやすいからです。ルールでは「14本以内であれば何本でもOK」となっています。クラブを大別するとウッドとアイアン、パターに分けられます。

どんな組み合わせでも良いので、14本を自分仕様に選んでください!

ウッドが得意であればウッドを多く、アイアンが得意であれば、アイアン、ユーティリティを多く入れてクラブセッティングしてください。

では、各クラブの基本的な構造についてお話していきたいと思います。



1. ドライバー(1W)

1番飛距離が出るクラブです。その一方で、他のクラブよりも長いため芯に当てるのが難しく、ボールが曲がる可能性も1番高くなります。スピン量が適正でボールが高く上がると飛距離が出ます。

ヘッドは大きい方が構えた時に安心感もあるうえにスイートエリアも大きくなっています。ドライバーは長くなるほど、ヘッドスピード
が上がり飛距離が出ますが、長くなると振りにくく芯に当たる確率が下がりますがスイングでカバーできます。
短いと芯に当たる確率は上がりますが、飛距離が出にくいです。
ヘッドは厚さが薄いのはボールが上がりやすく、ヘッドが分厚いのはボールが上がりにくいです。
重さは重い方が飛びますが、軽すぎるとボールに威力がなくなります。振れる範囲で重めがいいです。

2. フェアウェイウッド(3W、4W、5W、7W~)

ウッド形状のクラブで、数字が小さいほど飛距離が出しやすく、数字が大きくなるほど飛距離が出にくくなります。ドライバーと同様にボールが高く上がると飛距離が出ます。飛距離を稼ぎながら決まった距離を打つクラブと考えてください。
ヘッドは薄い、平べったい方が球が上がりやすく、分厚くなると球が上がりにくいです。
FWはボールを上げたいので、シャフトは柔らかめの方が球が上がりやすいです。

3. アイアン(1I~SW)

狙ったところにボールを運ぶクラブです。ヘッドは、キャビティ、中空、マッスルバックと、大きく3種類に分類されます。

1、 キャビティはフェースの後ろが凹んだ形状で、ヘッドが大きく下部に重量を配分出来るため、ミスに強くボールが上がりやすく作られています。

2、 中空はヘッドの内部が空洞になっています。フェースの後ろは凹んではいないものの、キャビティと同じようにミスに強く、低重心になっている為にボールが上がりやすくなっています。

3、 マッスルバックのヘッドはシンプルな板状で 重心(芯の位置)が高く、弾道や球筋をコントロールしやすくなっています。
打感が一番いいです。 少しターフを取るような打ち方が必要になります。

1,2が初心者から中級者向けで、3は上級者やプロ向けと考えてください。
1,2は球が上がりやすく 3は球が上がりにくいです。

アイアンの本数が多いのは、距離の打ち分けが目的であるためです。本数が多いほど距離調節がやさしくなります。

4. ユーティリティ(UT)

簡単にいうとアイアンとウッドの中間のクラブです。ロングアイアンの代わりにユーティリティを入れることで、やさしいセッティングになります。ウッドよりアイアンの方が得意だと思われる方には、ウッドよりユーティリティを多くセッティングされるのをお勧めします。アイアンより球が上がりやすく、芯が広いです。球はアイアンよりグリーン上では止まりにくいです。
ラフやライの悪い所から使えますので用途は多いです。

5. アプローチウェッジ(AW)

コントロールショットをするクラブです。アイアンよりも少し重めのシャフトを選択した方が、ゆったり振りやすくなるため距離の打ち分けもやさしくなります。選びかたはヘッドの形状はあまり関係なく、見た目で打ちやすい、構えやすいでいいですね、ロフトで選んで
ください。
6. サンドウェッジ(SW)

アプローチウェッジと同様、コントロールショットをするクラブであり、主にガードバンカーの脱出用として欠かせないクラブです。
選びかたはヘッドの形状はあまり関係なく、見た目で打ちやすい、構えやすいでいいですね、ロフトで選んで
ください。
7. パター(PT)

ボールを転がすためのクラブで、ボールをカップに沈めるまでプレーするクラブです。スコアを決定するグリーン上でのパッティングは、良いスコアであがるにはパット数を出来るだけ少なくすることが必要になります。ピンタイプ、マレット、L字型に分類できます。

1、 ピンタイプはヘッドのトゥ側(先)とヒール側(根元)に重量を配分しているため、スイートエリアが広いためミスに強くなっています。操作性がいいです。

2、 マレットは俗に「カマボコ型」とも呼ばれ、ヘッド重心が深いためヘッドをスムーズに動かしやすいです。ボールの転がりがいいです。重いクラブが多いです。

3、 L字はシャフトとヘッドのつながりがアイアンと同じ形状になっていて、シャープな印象をうけるものの、構造上スイートエリアが狭いため打点位置が安定していることが求められ難しいとされている。ヘッドが軽く、ボールはゆっくり転がります。

構えやすく、ボールがよく転がり、「何か良い!!」と思うもの…そんなパターが良いですね。



道具を使う球技では、道具の構造や機能、目的を理解することも重要です。そして、その機能を最大限活用できる方法(スイング)を考え、それぞれの道具(クラブ)の目的を果たすことで、スコアがアップしていきます。更なる飛躍を求めて、一緒に頑張りましょう☆^^☆



いかがでしたか?自分のために働いてくれる道具であることは間違いありません。私は、ラウンドが終わると必ず、感謝の意を込めてクラブを綺麗に洗い、拭きます。グリップやキャディバックも同様に。ただ、グリップもキャディバックも、少しずつ汚れてきますよね。お勧めなのが、グリップには歯ブラシ、キャディバックには消しゴム。ほとんどの気になる汚れは消えますよ!

 クラブは自分の腕と一緒です。

お気に入りの道具に囲まれて、思う存分ゴルフを楽しみましょう




川口貴史
メルマガ URL http://www.mag2.com/m/0001582925.html

メール twoiron1jp71@yahoo.co.jp
ホームページ http://mbp-japan.com/kyoto/golf-academy

この記事を書いたプロ

川口貴史

勝つゴルフを教えるレッスンのプロ

川口貴史(ゴルフプロ)

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