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山田泰平

故人の家族に寄り添う家族葬の専門家

山田泰平(やまだたいへい) / 葬儀

株式会社大阪セレモニー

コラム

喪中のお話〜『喪』に服すって?

2016年12月2日

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

年末になると喪中はがきが来たり、近親者をなくすと神社の鳥居を避けたり、正月の祝を避けたりしますね。

『喪』に服すというのはいったい何でしょう?? 

近親者を亡くし一定の期間、身を慎むことを「忌中期間」「服喪期間」といい、その間は「死を穢れ(けがれ)とし忌む(いむ)期間」となります。
これはお寺などの仏教から来るものではなく、日本古来の神道から来るものです。

神道では「死の穢れ」は感染すると考えられており、家族を亡くした近親者が初詣や神社参りを避けるのは「穢れ」を神社に持っていかないためです。自宅においても神棚があれば半紙等を貼り毎日のお参りを50日間は遠慮することになります。

そこには、現代の医学のなかった時代、なぜ人が死んでいくのか分からない「死への恐怖」が有ったからではないかと思います。
現代でも喪に服し派手な行動を取らないことで、亡くなった人への気持ちの整理をつける良い時間になるのではないでしょうか。

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