広島に原爆が落とされて今日で70年を迎えます。

2015年8月6日公開 / 2015年10月16日更新

テーマ：生きる上での知恵

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。

今朝の通勤中、車の中で午前8時15分を迎えました。

ちょうどこの時期になりますと、戦争の話が多く放映されています。聞くほどに悲惨な話ばかりで耳を疑いつつ、聞くほどに悲しくなる話ばかりです。

今日の広島市長の平和宣言を聞き入っていました。辛つらく悲しい境遇の中で思い悩み、「憎しみ」や「拒絶」を乗り越え、紡ぎ出した悲痛なメッセージです。その心には、人類の未来を見据えた「人類愛」と「寛容」があります。とおっしゃっておられました。

『広島をまどうてくれ！』これは広島弁で、広島を元に戻してくれという意味だそうです。黒焦げになった家族と再会したり、また探すこともされなかった方たち、背中に大きな気が刺さったまま、他の方の介抱をされている人。

そのような中から、這い上がり、頑張りぬいてこられた方々があって、今我々が生かされていることを忘れてはいけませんし、感謝しないといけないなと思います。

先日のテレビ番組で今戦争を行っている国々年表を見ました。見事にはっきりとわかりやすい年表でした。それは日本とドイツは1945年まで様々な国と戦争をしていましたので年表の記載が多くあったのですが、その後は真っ白、それに対して1945年はほかの国々が現在に至るまで世界のどこかで必ずと言っていいほど戦争が起こっています。

今朝の広島市長の『人類愛』『寛容』というお言葉がありました。互いに思いやる心、自利利他の心が必要ではないかなと感じました。戦争を体験した方の言葉を聞けば聞くほど戦争のことがわかるのではないでしょうか？

生かさせていただいていることに感謝です。