コラム
昨日お客様より、『喪中の方にお中元をしてもいいのでしょうか?』とお尋ねいただきました。
2015年8月5日 公開 / 2020年8月21日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
今日もジリジリ・・暑いですね。体調にはくれぐれもお気をつけください。
さて、昨日お客様より『喪中の方にお中元をしてもいいのでしょうか?』とお問い合わせを頂きました。確かに迷いますよね?そもそもお中元とは・・・
1、贈る時期について
お中元を贈る時期については、東日本では7月の初から15日まで、また西日本では8月初から15日までとされています。しかし最近では、地方に関係なく7月の中頃までに贈るのが一般的になっています。
2、贈る相手について
感謝の気持ちを伝えるための贈り物ですので、贈る相手については難しく考える必要はないと思います。一般的には、離れて暮らしている両親や親戚、お世話になっている方、また会社の上司や恩師の先生などに贈るケースが多いです。ただし毎年続けて贈る場合が多いので、あまり範囲を広げすぎても大変かとは思います。
3、贈ってはいけないもの
お中元でNGとされているのは、「踏みつける」という意味を持つ履物類です。また時計や筆記用具類には“勤勉奨励”の意味があるので、目上の人に贈るのはふさわしくないとされています。
などなど、あります。要はおせわになった、お世話になっている方に感謝の気持ちをお伝えするものあります。ただし、喪中の場合は若干気をつけないといけないことがございます。
4、喪中の場合気をつけないといけないこと
感謝の気持ちを表すものであるから、自分と相手のどちらが喪中であっても、贈ることに問題はありません。ただし四十九日前など、不幸からあまり時間が経っていなくて気になる場合は、少し時期をずらして、無地のしで贈る方法もあります。四十九日を迎えるまでは、色々と対応しなければならないことも多く、心も落ち着かないと思います。また時期を切り替える際、お年賀にならないように気を付けてください。お年賀は慶事になりますので失礼に当たりますので気を付けてください。
つまり、贈る時期とのしを気をつけないといけません。
贈っていいか否か迷ってしまいますが、お中元の意味を考えますと贈っても大丈夫です。ただし上記のことだけ気をつけられたらいいと思います。
そんな感じの回答をさせて頂きました。
生かさせていただいていることに感謝です。
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