コラム
感情と声【気持ちが良い時の声を思い出してみる】
2024年6月29日
昨日は昨年完成した新しいホールで合唱祭が行われました。
女声合唱団の連盟で、今回が50回目の公演。
感染症のこともあり、合唱の活動は長い間困難を極めておりましたが
多くの人と合唱を楽しむ時間を過ごすことができました。
舞台裏や客席のあちこちから再会を喜ぶ声がしています。
私も久しぶりにお目にかかれる人が大勢で
思わず手を振ったり握ったり(笑)
2019年から会ってない人がいっぱいでしたので
興奮して大きな声で喋って楽しい時間を過ごしました。
声は感情によって変化していきます。
温泉に入った時やお家のお風呂でも自然に声が出るときがありませんか?
気持ちのいい温度、ちょっと熱めの温度でも
湯船に身を沈めると声のような深い息のような感じで出るあの感じ。
返事をするときも機嫌がよいときは「はあ~~い」と
少しトーン(声の高さ)が高くなっていると思います。
面倒だなあ、と思うと返事もそれなりに・・・・
美味しいもの、あたたかいものをおなかにいれたとき。
汁物を飲んだ時。
あったかいカフェオレや好きな飲み物を飲んだ時の
ホッとするあの感じ。
声が出なくても吐く息のスピードが変化します。
久しぶりに会う友達に再会したときの声は?
うれしい気持ちのとき
体が気持ちいい、心も癒されるときに自然に出る声は
とても喉が楽な状態で出ていると思います。
私が一日の中で1番ホッとするときは寝る前です。
お布団に入ってこれから寝るだけ
と思ったときの吐く息の穏やかさ。
もしもつらいことや心配事がある場合はちょっと違うかも。
歌う時に、または喋る時に
「喉に力が入っているな」と感じる時がある。
そんな時は日常生活の中で自然に出る
「気持ちのよい時の声」「機嫌のよい時の声」を思い出してみてください。
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ステージの袖で再会した他の合唱団の先生とも
こうして喜び合いました。
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