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阿部景衣子

内なる美と健康を引き出す肌再生・生涯健康術のプロ

阿部景衣子(あべけいこ) / 美容健康サロン経営

トータル美還元サロン mindエステ

コラム

美肌のプロが解説!あなたどれ?「肌タイプ」と「正しいお手入れ」について

2024年1月17日 公開 / 2024年2月14日更新

テーマ:美肌への道

コラムカテゴリ:美容・健康

皆さま、ごきげんいかがですか? 肌再生・生涯健康術のプロ・阿部景衣子です。

皆さまは、ご自分がどんな肌タイプかご存知でしょうか。

私は、お店などでお客様をお迎えし、ご挨拶するひとときの時間で
その方の肌質や、これまでどんなお手入れ方法をしてきたのか、
肌に合っていないお手入れを続けてこられたのかがわかります。

これは長年、様々な方の肌をケアしてきた経験からだと感じています。

30年近く美容業界に関わっておりますが、
私の様な肌の専門家以外の一般の方々は
残念なことに、自分の肌を見極めている方は非常に少ないです。
自分の肌に合っていないお手入れや、化粧品を使っている為に
それによって、どんどんと肌の老化、トラブルを加速させてしまっている・・・

ここだけは、何年たっても大きく変わっていないことに危機感を感じおります。

その背景には、様々なメディアやSNSなどの偏った情報を
目にする機会が増えた事も拍車をかけているのでしょう。

このブログページでお話していることは、プロの経験から、
正しい美容健康の情報として、毎回たくさんの方にご覧いただきたい内容となっております。

【 こちらの記事はこんな方に向いています】

  • 男女関係なく、自分の肌が何タイプか診断したい方
  • 自分のスキンケア方法を見直したい方
  • アンチエイジングケアの近道を知りたい方



特に、乾燥肌の方だけではなく、美肌作りのスキンケアには
保湿を意識していただくのをおすすめしておりますが、
保湿の仕方には「肌の知識」というのが必要になります。
乾燥しているみたいだから、小じわが気になるから、
と保湿クリームや オイルを塗り重ねるのは悪循環になり、
美肌作りの根本である正常機能をより狂わせてしまいます。

なぜなら・・・
正常な肌からは常に天然のクリームとも言える、分泌された汗や脂分が
肌を保護する役割をしているからです。
すでに脂分というのは、自前のもので補えているのです。
しかし、この最も自分の肌に合う「天然のクリーム」でさえ、 脂分ですから時間が経つと酸化します。
酸化は肌の老化やトラブルを招く原因ですので、洗顔が必要となります。

もちろん、やみくもに洗顔をすれば良いというわけではなく
それぞれの肌のタイプによって、お手入れ方法は異なります。

乾燥肌やアンチエイジング肌を改善にするためには、
脂分の重ね塗り保湿から解放するための、十分な水分補給になるお手入れ法がおススメがです。

それは、 肌タイプ別の洗顔をした後、化粧水をヒタヒタとたっぷり含ませたコットンを薄く剥がし、
お顔全体に貼り付けて潤いを浸透させる保湿法です。
私がオーストラリアのサロン時代からずっとおススメしている最高のホームケアエステ法です。   

ローションパックについて下記にまとめています。 ぜひ、ご参考ください。



【普通(ノーマル)肌タイプ】

それでは、肌タイプについてお話したいと思います。

このタイプの方は、とても少なくなっておりますが
目指したいのはこのノーマルタイプ
です。

ノーマルタイプとは、自らのお肌が、ほど良い汗(水分)・脂を排出し
皮膚の上で混じりあい、 天然のクリームを作っている状態の肌になります。

この世の中で、手に入れたくても入れられない、自ら作る天然クリーム。

どんな高価なクリームよりも勝る物は無く、美肌が作られる最高な天然のクリームです。
過剰に化粧品に頼らない様にしましょう。

ですが、これもまた結果的に脂分なので、そのまま放置しておくと酸化・くすみに変化していきます。

お手入れ方法:
洗顔時の注意は過剰な洗顔はやめること。
どうしてもメディアのいき過ぎた宣伝や情報により
「しっかり洗顔しましょう」「こまめに洗顔しましょう」など見かけますが
それは洗顔フォームの購買意欲を掻き立てる為ではないでしょうか。

必要以上に洗顔をすることで、肌は乾燥から守ろうとかえって脂分をたくさん出します。
その為に酸化を招き、老化へと繋がってしまいます。

朝は、ぬるま湯で寝ている間についたホコリや皮脂膜を落とす程度に優しく洗い流します。
せっかくの天然のクリームを全部洗い落とすことはおすすめしません。
洗顔後のケアは、洗顔時に乱れた角質層を整える為に、
溝にローションや美容液などを行き渡らせます。
なるべく油分に頼らない成分が理想です。

そして、もし朝晩共に時間があるなら、化粧水や美容液を押し込むように塗布します。
圧をかけるように、気持ちをこめて肌に入れ込む意識で押し込みます。
マッサージやパタパタはたきすぎるマッサージはNG!角質層が乱れてしまいます。
手に残っているものは首までつけてあげます。

さらに、時間がある場合は、私が30年間おすすめしている
コットンパックをしてあげるのがケアの極みになります。
シートではなく、なぜコットンのパックかというと、人それぞれお顔の形状は異なり、
凸凹に密着させるために浸透が良い為、コットンパックをお勧めしています。

当サロンでも、コットンパックを使用しています。
コットンはドラックストアなどに売られている四角いもので大丈夫です。
たっぷり化粧水を含ませ、3〜5分パックします。
それ以上はやらないで下さいね。
なるべく長く肌につけておいたほうが効果も高まるように感じますが、
乾いてしまったコットンを貼り付けておくのを避けたい為です。

肌は、洗顔した後やパックなど濡れた状態で放置すると
肌の水分を奪って蒸発するというのを防ぐために、
外に潤いを放出しようとする過剰な乾燥が起きてしまいます。
剥がしたら、すぐに美容液などで蓋をしてあげましょう。

顔型のマスクも近年流行りでたくさん販売されてますが、
必ず配合されている添加物を肌に載せておくのは不安です。

夜はメイクをしている人は、クレンジングを使うかと思いますが
クレンジングじゃないと落ちない化粧品はなるべくしない方がお肌を痛める事は避けられます。

一回の洗顔で落ちるメイク用品をお使いになるのを美肌作りのためにはおすすめします。
手に肌を触れない、肌に摩擦を起こさない意識で洗う事で
ダメージ肌を防ぎましょう。


ローションパックはこのような感じでお顔の凹凸に合わせて 空気が入らないよう密着させます。
装着時間は3〜5分です。


【乾燥(ドライ)肌タイプ】

乾燥・ドライ肌タイプの方の肌は、天然のクリームが作られない肌になります。
自ら放つ脂分と水分が保てない状態や、 水分が足りないが為に過剰に脂分を出している状態です。
水分が足りなくて乾燥で肌がめくれ上がって、
そこから、細菌などから守るために脂分が過剰に出て乾燥に繋がります。

この過剰な乾燥を防ぐために、脂浮きしているお肌状態を
脂性肌タイプと勘違いされている方がかなり多くいらっしゃいます。

乾燥を防ぐ為に過剰な保湿や、高価なクリームの重ね塗り、
自然派の方は天然のオイルなどを塗り重ねる方もいらっしゃるかと思いますが
よく考えてください。
脂は自らちゃんと出しているんです。

油脂は酸化させ、老化を加速させます。
油の入った化粧品で、酸化し老化させて肌トラブルに追い打ちをかける・・・
これが日本人の典型的な肌トラブルとアンチエイジングを加速させる原因になります。

お手入れ方法:
ドライ肌の方が必要なのは「水分」です。
クリームやオイルでは水分保湿はできません。
だからといって、もちろんですが水道水やミネラルウォーターなどつけても潤いません。

それどころか、上記のコットンパックのご説明と同じく、濡れたままの状態は
過剰な乾燥の原因になります。
できることなら、無添加で油を極力使用されてない保湿のできる化粧品で整える事が
正常な肌作りに近づけていくためには必要です。

こちらでも、コットンパックが最大に力を発揮します。
水分が十分に補充されると過剰な脂分が出てこなくなります。

もし脂分が出てきたとしても、ノーマル肌のようにサラサラとした感触で
酸化しにくくなりアンチエイジング力が発揮されます。
手順はノーマルの肌と基本的に同じですが、コットンパックを日々丁寧に行うと
ノーマル肌に移行されて喜ばしい状態になることが叶えられます。

その移行期間までは、脂分が出て酸化状態になってしまうので、洗顔は必要です。
朝は、洗顔料を少なめによく泡立てて優しく洗いましょう。

【脂性(オイリー)肌タイプ】

今、当店で多くご来店されている中国の方や、男性に多いタイプです。

その状態は、水分も脂も過剰分泌により皮膚は常にドロっと脂浮きしやすい状態です。
他の肌タイプに比べ、遺伝性が強い肌タイプです。

もちろん、食生活を改善することで、少しでもノーマル肌に近づいていく様に努め、
極力油を控えた食事がお勧めです。

お手入れ方法
上記のノーマルの肌のお手入れ+より酸化を防止する為の洗顔料を朝・晩。
そしてもちろん過剰な保湿は必要ありませんが、
洗顔後の肌をそのまま放置しておくと肌の性質上、「過剰乾燥現象」
が一瞬にして現れる時に、また自らの天然クリームの分泌を刺激してしまいます。

オイリー肌タイプのローションやジェルなどで薄い膜を作ってお肌を守ってあげましょう。
このオイリー肌の方の美肌作りにより効果的なホームケアとして、
特にお勧めしたいのが還元に基づいて作られた化粧品を使うことををオススメ
します。

酸化の反対は還元。 脂性肌の方は特に酸化しやすい肌になるので
肌を還元状態にしてあげる化粧水や美容液などの化粧品を、常日頃取り入れることをお勧めします。

もちろん、乾燥肌やエイジング肌の方にもこの還元の化粧品はおススメします。
「還元=肌の若返り」をつくります。

【混合(インナードライ)肌タイプ】
混合肌は部位によって、肌の状態が異なります。
おでこや鼻筋のTゾーンはオイリーで、目の周りや・ 頬全体はドライまたは敏感肌と
この3つの混合が日本人では多く見られます。

こちらも遺伝性の方が多いですが、性質をよく知って上手に美肌へと導きましょう。

お手入れ方法
オイリー肌の箇所にはオイリー肌のお手入れ、ドライ肌の箇所にはドライ肌のお手入れ、
敏感肌の箇所は敏感肌のお手入れと、2〜3の手間がかかります。

朝は、おでこ、鼻、顎だけ洗顔料を使い、その他はぬるま湯で洗う程度で良いでしょう。
手間が多くて大変かと思いますが、日々きちんとそれぞれの箇所にあったお手入れを
根気よく続けることで改善されます。

【敏感・アトピー肌タイプ】

年々増えているこのタイプの肌は、皮脂、水分どちらの分泌も特に少ない状態の肌です。

肌は遺伝が基本でつくられますが、このタイプは他のタイプと違うのは 間違ったお手入れ法や、
お肌に合っていない化粧品使用、さらには、ストレス、不摂生な生活などが引き金になっている事も
考えられますので、今一度、日常生活を振り返ってみてください。

自ら潤うことができず、肌が極度乾燥した状態ですから、角質がポロポロと剥がれる状態にもなります。

お手入れ方法
この肌タイプの肌をノーマル肌タイプへと改善していくお手入れ方法としては、
角質の乾燥度合いにもよりますが、とにかく潤いを保つ工夫が大切です。

生活している場所の十分な湿度 車、新幹線移動時には小型保湿機を首からさげてあげる、
メイク直しの際には炭酸ミストなどふきかけ血流を良くしてあげる 等・・・

日常ホームケアは洗顔の時は洗顔料をなるべく使わずに、ぬるま湯だけにしましょう。
このタイプの方にも、ものすごく力を発揮してくれるローションコットンパック。

このパックの効果は、ノーマル肌タイプの方なら劇的に美肌に近づくと感じておりますが、
アトピー肌の方は大きな変化を、すぐに感じられないかもしれません。
ですが、時間をかけて日々こつこつと続けていただく事で、美肌に近づける事が可能になると、
たくさんのクライアント様のお悩みに関わってきた経験から感じております。

アトピー性皮膚炎タイプのお肌は安定するまでは、
メイクもできるだけ控えてお医者様としっかり向き合う事が必要です。
もしくは、美肌作りの民間療法的な視点から真剣に肌と向き合っている
肌の専門サロンのアドバイスを受けることをお勧めします。



まとめ
いかがでしたでしょうか。
一言で「洗顔」「保湿」と言っても、肌のタイプによって方法は異なります。
ぜひ、ご自身がどんな肌タイプなのかを見極め、
肌の老化(酸化)を日々のお手入れで磨いていきましょう。

私は、驚くほどアナログな人間です。
この文章さえも、スタッフに代わりに打ってもらっています。

ご覧になっている方で、ネットに詳しい方はぜひお友達などに
広くご紹介いただきお役に立てれば幸いです。

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お気軽にご相談ください。
(ご連絡・ご相談の際は「マイベストプロ」を見たとお伝えください)

◆当サロンについてはホームページ

◆還元法を取り入れた化粧品についてはこちらをご覧ください。

◆ご利用の流れについては、こちらからご覧ください。

この記事を書いたプロ

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