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FPに相談するときの相談料

2013年8月27日 公開 / 2023年8月31日更新

テーマ:ファイナンシャルプランナーについて

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 提案書 作成

 よく言われます。
「先生に相談するにはいくらの報酬が必要なんですか?」
 
 そりゃそうですよね。日本FP協会では肝心なことを決めてないんですから。結局相場での判断となるのだけれど、よく欧米の例が取りざたされます。しかしここは日本。協会がしっかりとしてない以上、私たちで決める必要があります。

 まずはうちの事務所は別途掲載しているとおりです。
サービス・商品 http://mbp-japan.com/kanagawa/money-clinic/service2/
マイベストプロの場合ここに記載されてます。ぜひご確認下さい。

 でも、当事務所は安い方です。
 なぜなら1時間5,000取ったりする事務所もありますし、1回30,000円とか50,000円とかいう事務所も多く見受けられます。それは、法律事務所や会計事務所の例から計算されたものだと思いますが、中にはそれらと全く関連しないのに高額請求しているところもあります。
 その点、当事務所は安心。ほとんどが最低の5,500円となるケースが多いです。なぜなら他の業者さんへ紹介するケースがほとんどとなるのがファイナンシャルプランナー(以下FP)の悲しい業界ということですから、高額には取れないのが現状です。

 そんなとき、金融機関や保険代理店などが無料相談と謳っているケースが目に付きます。
相談者の皆さんが一番危ないのがこのケースです。
相談者は無料ならそれが一番いいに決まっている。
でもそれは、営業されていることに気が付いていないだけなのかも知れません。


◎営業かどうかを見極めるコツ。

1,FPの相談と言っておきながらライフプランの提案書を1度も作成しない。
  これは本末転倒です。FPは提案書を作るのが仕事です。そして必要に応じてその専門家に繋ぐのです  から、最初から「保険の専門FP」とか「不動産専門のFP」だとか言っている人はかなりの確立で営業マン です。

2,FPの相談としてライフプランを語ってくれるのはいいのですが、話しを勧めていくとそのまま保険や金 融商品に加入させる話しになる。
  これもよくある話しです。特に保険代理店や金融機関に多い。
  通常、金融庁からの指導で、FP業などと保険代理店業などとを同時に行う場合は、日時を別にする  か、場所を別にするなどFP業務と保険代理店業務を分離しなければならないことになっております。
 これを同時に行い契約させるのは、ただの保険の営業行為などとなってしまいます。だからこんな状況で はFPへの相談なんてウソなのです。(但し、相談者から望めば別です。)

3,FPへの相談について、どのようなシステムかを伺うと、「そんなシステムはない。」だとか「無料が当 たり前です。」とか全くFPについて知らない。又は教えてくれない。
  このケースも非常に多いのですが、やはり金融機関のFPに多い現状です。
  私も金融機関経験ありますので分かるのですが、まあFPを知らない人が10人中9人だと言っても過言で はありません。

だから無料での相談を依頼する場合は、相当気をつけなければいけないことがご理解戴けると思います。
冒頭でもお話し致しましたが、これは日本FP協会がしっかりしていないのが原因なのですが、これについても早急に動く見込はありません。よってご相談者による見識が問われるのです。
皆さんも十分にお気をつけ下さい。

この記事を書いたプロ

渡辺博士

顧客の良き理解者となるファイナンシャルプランナー

渡辺博士(ワタナベマネークリニック)

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