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小山真梨

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小山真梨(こやままり) / 音楽家

小山真梨音楽教室

コラム

ピアノ発表会を開催するのにどのくらい費用がかかる?

2015年10月30日

テーマ:盛り上がるピアノ発表会の開き方

コラムカテゴリ:趣味

ピアノ発表会に必要な費用の内訳は実費と先生の人件費です


ピアノ発表会を開催するためには、会場を確保しピアノをレンタルすることや、写真撮影をプロに頼むなどの費用が発生します。
これらは、演奏する人数によって、その規模や内容が変わってきます。
また他の教室と合同で発表会を開催することで、コストを抑える方法もあります。

費用を算出するには、実際に支払うコストはもちろんですが、ピアノの先生が発表会を開催するまでにかかった時間や事務手続きなどの目に見えないコストも発生しています。

充実した発表会を定期的に開催し続けるためにも、ピアノの先生が働いた分も経費として反映させてください。

発表会の規模と内容で必要な経費を算出する


発表会は、個人教室が単独で開催する場合、その人数や内容よって経費総額が変わってきます。
一般的に考えられる経費の内訳は、会場費、ピアノレンタル料金、調律代、OA機器使用料、プログラム作成料金、写真撮影代、ステージ上に飾る花代、演奏者へのプレゼントなどです。

これらの費用は、開催される会場によってピアノレンタルや調律代が含まれていることもありますし、そうでないこともあります。
また人数が少なければ、写真撮影は出演者の家族が自由にしてもらうことでコストを抑えることもできます。

このようなコストは、ピアノ発表会参加料金として生徒から徴収します。
生徒一人当たりの参加費は、5000円ぐらいから2万円ぐらいまで、教室によってさまざまです。
ピアノの先生は、教室の運営方針や生徒の内訳、発表会の開催頻度などを総合的に考えて、発表会にかけるコストを決定してください。


ピアノを長く続けてもらうために気をつけることは


ピアノの演奏技術を向上させるには、できるだけ長くレッスンに通うことですが、毎日レッスンを繰り返すことは生徒にとっては地道な作業の繰り返しです。

そんな中で、発表会を開催することは、生徒のやる気を促し新たな目標に向かってレッスンに励んでもらうよい機会になります。

ピアノを習う目的にもよりますが、少しでも長く楽しくレッスンを続けてもらうには、楽しみながら、なおかつ経済的にもあまり負担にならない費用でピアノ発表会を開催してください。

生徒やその家族にとっては、ピアノの参加費以外に当日生徒が着る服を買うことや、発表会終了後の家族との食事会などの負担も少なからずあります。

生徒たちやその家族の希望を聞きながら、開催頻度や演奏場所、内容などを決定します。
運営する先生にとっても負担になりすぎないよう、発表会を定期的に開催することで、ピアノのレッスンを長く続けてもらうようにしていきたいですね。

この記事を書いたプロ

小山真梨

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小山真梨(小山真梨音楽教室)

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