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小山真梨

子どもの自尊心が輝き出す音楽教育のプロ

小山真梨(こやままり) / 音楽家

小山真梨音楽教室

コラム

ピアノ発表会の開き方、やるべきこと

2015年10月10日

テーマ:盛り上がるピアノ発表会の開き方

コラムカテゴリ:趣味

先生・生徒それぞれにとってピアノ発表会をする意義とは

ピアノ発表会は、ピアノを習う中での一大イベントです。

発表会は、先生にとっては、教室の運営方針をアピールして新しい生徒を獲得するチャンスになるだけでなく、企画から開催までの準備作業を通じて、先生として演奏技術だけでなくピアノ教室運営力のアップにもつながります。

また先生は、発表会の曲の完成度を上げるため、普段より深く指導をしなければなりませんが、本番でその成果を客観的に見ることができるので、講師としての指導方法を振り返るよい機会にもなります。

生徒にとっては、自分の演奏を大勢の観客の前で演奏することで緊張感や達成感を味わい、発表会後新しい気持ちでレッスンに励むことができるようになります。

発表会開催のステップ: 開催決定 ~ 当日までに準備すること


発表会はただ開けばよいというものではありません。
演奏する人、聞く人の両方が楽しめる発表にしなければなりません。
そのためにも、先生は生徒が立派に演奏できるよう丁寧に指導を行い、生徒は曲の完成という目標に向かって真剣にレッスンを行うという姿勢が求められます。

発表会開催が決まれば、内容に合わせて会場を予約します。
生徒にどんな曲を演奏してもらうかは、先生から指示することもありますし、生徒が希望した曲を弾くなど特に決まりはありません。
参加人数によっては、1人2曲演奏することや、最後にみんなで歌を歌うといったこともあります。
連弾や先生・ゲストの演奏など、必要ならプログラムを追加していきます。

発表会開催費用は、毎月のレッスン料金とは別に徴収します。
発表会開催場所の利用料金や司会の有無、ビデオ撮影、ゲストを招待するか、プログラム作成代などの必要経費を算出し、参加会費を決定して徴収します。

発表会開催のステップ: 当日チェックリスト


当日は、本番までに生徒も一緒にリハーサルをしておきましょう。
司会者、演奏者の立ち位置、MCの曲紹介や演奏者の自己紹介と演奏のタイミングやタイムスケジュールなど、本番での流れを出演者全員が把握しておきます。

本番での緊張感を和らげるために、ステージ登場から挨拶~退場までの練習も予行練習しておくとトラブルも少なくなります。

本番では、演奏が途中で止まってしまう生徒もいます。
その時にどのような対応をするかも、あらかじめ考えておきましょう。

照明やマイク、ビデオ撮影などの設備に不具合がないかも確認しておきます。

生徒へのプレゼントがあれば数を確認し保管しておきます。

当日は、生徒といつでも連絡が取れるようにしておきましょう。

発表会が終了したら、生徒のがんばりを褒めて次の目標を持ってもらうように声かけをします。
保護者の方に発表会の感想などをアンケートでもらうようにすると、次回発表会に反映させることができます。

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小山真梨

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小山真梨(小山真梨音楽教室)

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