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耐力壁の倍率をあげればよいというものではありません。

2024年5月3日 公開 / 2024年5月7日更新

テーマ:新築 リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

耐力壁や壁強度を確保するために耐力ベニヤや金物を用いて壁の強度を
上げていきます。
これによって、大地震などの際に倒壊を防ぎます。
そのため、耐震等級を確保するために耐力壁の位置や強度は大変重要になります。
場合によっては間取りを変更しないといけない状況も生まれてきます。



この部材の開発が進み、強度の高いものが出てきています。
これによって、耐震強度を確保しやすくなるとともにさらに強度を上げることができるようになりました。
しかし、注意が必要です。
強度の高い部材を採用することで比較的簡単に強度を確保できるようになることで直下率や偏心率を気にしない間取りができるようになりました。
直下率は2階の壁の下に1階の壁がどのくらいあるか。偏心率は建物の重心と剛心のずれを言います。
これは耐震性を検討する場合に大事な要素です。
床面積が広くなれななるほど大事な要素になります。
耐震性を重視する場合は等級を確保しているからだけでなく間取りの検討も重要です。

リフォームなどの改修時にはさらに要注意です。
それは次の機会に。

この記事を書いたプロ

西浦嘉宏

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏(株式会社匠人)

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