施主の満足にこだわる安全安心な高品質リフォームを提供（1/3）

ウリは安さではなくコストパフォーマンス。耐震防災も重視した最善なプランを提案

　大手リフォーム会社で営業、現場管監理に携わっていた西浦嘉宏さんが、『ものづくり匠人（たくと）』を設立したのは2012年こと。施主に心から喜んでもらえるサービスの提供を目指しての決断でした。「大手リフォーム会社は利益優先のところが多い。安さをうたってはいるものの、その実、肝心のお客様を置き去りに納期に追われ、現場の技術を支える職人さんには厳しい予算で仕事をお願いする。これでは、お客様の満足は得られません。職人さんの技術伝承が進まないことにも焦燥を感じ、独立の道を選びました」と西浦さんは起業のきっかけを話します。

　「自分に納得がいかないことはしない」という信念のもと、現在は施主の希望を事細かにヒアリングし、満足度にこだわったリフォームを提供しているそうです。「ものづくり匠人は安さがウリではありません。というのも、資材ひとつにしても耐震や防災をしっかり検分すると素材や強度の吟味が必要です。そして、何より技術レベルが高く経験豊富な職人による施工が不可欠。構造的な安心安全を担保するためのコストは必要だと考えています。もちろん、お客様の予算も大切な条件。暮らしの中で何を大切にしたいのか？お客様に心から満足していただけるよう、入念な打ち合わせを重ねながら仕事を進めます」。
　
　開業当時からものづくり匠人が手がける仕事は、顧客からの紹介がほとんど。前職時代の施主がわざわざ西浦さんを探し出し、仕事の依頼にきてくれたこともあったとか。「お客様との本当のお付き合いが始まるのは、初回の引き渡しが終わってから」と言いきる西浦さん。リピーターの多さに、その丁寧な仕事ぶりに対する信頼の厚さがうかがえます。

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