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TEX 二井原

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TEX 二井原(てっくすにいはら) / 英語講師

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コラム

【 国際卓越大学 】  異議を唱える背景に軍事転用問題

2023年10月27日 公開 / 2023年12月2日更新

テーマ:国際卓越研究大学

コラムカテゴリ:スクール・習い事


本記事は独学・国内学習による
英検1級保持者が書きました。


国家の10兆円プロジェクト「国際卓越大学」は「軍事転用問題」が
関わっているということについて考察します。

先ず確認で「軍事技術の民間転用」が日常と科学技術の進歩を支えている事実があります。
ちなみに次の用語も知っておきたいです。

『スピンオフ』=軍事技術を民生技術に転用すること
『スピンオン』=その逆
『デュアルユース』=はじめからどちらにも利用可能なもの

【主なスピンオフ (軍事技術から転用の日用品】
1.インターネット
2.パソコン
3.IC(集積回路)
4.光ファイバーケーブル
5.携帯電話
6.デジタルカメラ
7.腕時計/懐中時計
8.トイレットペーパー・ティッシュペーパー
9.缶詰・レトルト食品
10.電子レンジ
11.テレビゲーム
12.カーディガン
13.トレンチコート
14.グローバル・ポジショニング・システム(GPS)
15.補償光学:人工衛星から地表を観測する際の大気のゆらぎを補正するための技術
16.ロケット
17.原子炉
18. 瞬間接着剤
19. ナイロン
20. ジェットエンジン
21. ヘリコプター
22. 血液バンク・輸血
23. サングラス
24. ガーゼ・生理用ナプキン
25. Siri
26. ペニシリン
27. マンモグラフィ検査
28. 魚群探知機
29. お掃除ロボット(地雷探知機)
30. サランラップ

このように僕たちの日常生活と軍事技術は切り離せません。
科学・大学もしかりです。
「当大学ではトイレットペーパーは邪悪な起源ゆえ使用は禁じる!」
とは言えないのです。
それにも関わらず東京大学と京都大学ではそれぞれ学長自ら
軍事に関わる研究を放棄すると宣言しています。
この謎の宣言はネットで簡単に確認できます。


大学は自国の防衛研究をすべきではないのか

京都大学、東京大学の「国防は悪である論」は立憲・共産党の立場そのものです。
海外の先進諸国では自国の防衛研究を禁じるべきかの議論は存在しません。
我が国をとりまく厳しい安全保障の観点から、
国家の未来の創造を担う大学のとるべき姿勢として
国民の共感を得れるのかという問題があります。
これはすなわち、
国際卓越研究大学の認定においても障害要素になるということです。
このように国際卓越研究大学の制度に異議を唱える人達の背後には
左に寄った思想が垣間見えるのです。

『国防は悪だ論』は売国左翼思想である

「国防は悪である論」の急先鋒が筑波大の吉原ゆかり教授です。
この人は極左のバイブル「東京新聞」にて、
左翼活動家として名高い望月衣塑子氏のインタビュー記事で次のように語っています。

『軍事研究しない』大学、認可されない恐れ』
 ただ、認定に閣僚が関与することなどから、認定された大学が時の政権の方針に従い、例えば軍民両用研究を進めるなどの懸念を示す研究者の声は根強い。
 筑波大の吉原ゆかり教授は「国際卓越研究大学の制度は、政府が軍事研究に大学を巻き込むことを想定しているのではないか。裏返せば『軍事研究はしない』と表明する大学は、認可されない可能性がある。いま提示されている仕組みでは、大学側がおのずと時の政権の意に配慮せざるを得なくなる」と危ぐする。

「船の燃費を改善する研究」は軍事転用リスクがあるからダメ論

これで思い出すのは「日本学術会議」問題です。
かつて、流体力学が専門のM北大教授は船の燃費を改善する研究を進め、防衛装備庁が募集した安全保障技術研究推進制度に応募し、研究費の助成を受けました。
ところが、それを知った学術会議側は北大に「事実上の圧力」(奈良林氏)をかけて、2018年に応募を辞退させました。
なぜか。
その科学技術が軍事転用の可能性があるから!というのが日本学術会議の言い分なのです。
この件を知った永田晴紀北大教授もツイッターで、自分も応募を準備していたが「北大が応募禁止を決めたので、提案チームから抜けざるを得なくなった」と暴露し世に漏れることになります。
ちなみに、学術会議は「軍事研究」に反対する声明を出しています。

大学生、高校生の皆さん。
この国の未来のため。
未だ見ぬ将来のあなた自身の子供ために

大学で日本のために国防を研究してください!

全ての科学技術は軍事技術と切り離せません。
よって、全ての研究は国防に寄与します。
高校生の皆さんは、そのことの重みを胸に刻んで受験勉強をしてください!

今後も英語学習に関わる情報、体験談を発信していきます。

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