コラム
政治はもっと本気になって。
2023年11月24日
2024年の4月には介護医療の同時改定を控えて審議会などが佳境を迎えていますが、細かいサービスうんぬんの議論はさておき、この国における介護保険制度や人材確保についての大きな議論が小手先ばかりの議論に終始しており不安で仕方がありません。
収入と支出の面では高齢者への介護保険料負担増が取り上げられますが、そもそも40歳以上からの介護保険料負担をどう考えるか。年齢を引き下げるのも一考。高所得者、低所得者の負担はどうか。本気で議論をしなければ制度そのものの存続すら危ないのに、見えてくるのは政治、特に選挙対策として腫れ物には触らない、先送りの姿勢ばかりです。
ただ、今回の岸田政権のばらまき給付に批判が続出しているとおり、国民はそんなにバカではありません。
もっと本気で将来を考えてもらいたいと思います。
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