「住み慣れた家で、最後まで自分らしく暮らしたい」。利用者の思いに寄り添う在宅介護サービスを提供（1/3）

「訪問介護」「訪問看護」「居宅介護支援」の三本柱で、利用者の在宅生活をサポート

「いくつになっても、住み慣れた我が家で自分らしく暮らしたい」。そんな切実な願いをしっかりとサポートしてくれるのが、広島県廿日市市にあるもみじケアです。

代表の吉村隆裕さんは、「ホームヘルパーが利用者のご自宅を訪問して、身体介護や生活援助を行う『訪問介護』、訪問看護師が看護やリハビリを提供する『訪問看護』、ケアマネージャーがケアプランを作成して、その運用を管理する『居宅介護支援』、この3つが事業の柱です。加えて、医師や歯科医、管理栄養士や福祉用品の業者さんなど、いろいろな職種の方々とも連携。専門的な意見をとり入れながら、利用者が少しでも長く、穏やかに在宅生活が続けられるようサポートするのが私達の仕事です」と優しくほほ笑みます。

高齢化が進む日本。65歳以上の人口は、現在3000万人を超えており（国民の約4人に1人）、2042年の約3900万人でピークを迎え、その後も75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。また団塊の世代（約800万人）が75歳以上となる2025年以降は、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています。（厚生労働省ホームページより）

そのため国は、高齢者ができるだけ住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを最後まで送れるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を推進。それを根底から支えているのが吉村さんら、もみじケアのスタッフなのです。

「介護はとにかく『人』が命」と話す吉村さん。同社のスタッフは全て自社採用で、質の高いサービスも自慢です。「私が考えるこの仕事に向いている人は、人が好きで、仕事をさせてもらっている、役に立たせてもらっていると感謝の気持ちが持てる人。これほど『ありがとう』と言ってもらえる仕事もあまりないと思いますし、私自身やりがいを持って働いています」

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