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コラム

頭痛を諦めない 〜頭痛を東洋医学的に考えるの巻〜

2024年2月21日

テーマ:症状

コラムカテゴリ:医療・病院

こんにちは
自分のことを好きになるちょっと不思議な漢方薬局
漢方薬剤師 田中智行でございます

今日は頭痛の話

頭痛はテンションダダ下がり

頭痛で悩んでいます

ほうほう
そうなんですね

頭痛ってね
なった人しかわからない

頭がガンガンして
ひどい時は吐き気までして
行動や感情を著しく低下させてしまう

基本的に
痛み止めで済ます人がほとんど

偏頭痛なんかもそうで
薬の種類が変われど痛み止めで済ます人がほとんど

なんとかそれで凌げているので
その状態が自分の当たり前なので

そのまま放置している人がほとんどです

そんな頭痛
東洋医学的にみてみましょう

東洋医学的に考える

不通則痛
不栄則痛

東洋医学的に痛みが起きる原因は
そのように言われている

カラダの基本3要素『気血水』

この気血水が滞ること
これを不通と言う

この気血水が不足していること
これを不栄と言う

不通則痛とは
滞ることで起きる痛み

不栄則痛は
不足することで起きる痛み

簡単に言うと
その人の頭痛が起きる原因は気血水の不足か滞り

そんなふうに考えます

代表的な頭痛の原因

頭痛にはいろんな種類がありますが
その中でも代表的なものを挙げていきますね

・頭の横が痛くなる場合
頭の横には胆の経絡が通っている
この胆の経絡はストレスに関係していることが多く
気の流れをおかしくします
普段からストレスが多い方
普段から我慢が多い方
そんな方に多い頭痛です

・頭の前や眉間付近が痛くなる場合
頭の前の方は水が溜まりやすい部位
副鼻腔炎になりやすい方
雨の前に頭が痛くなる方
そんな方に多い頭痛です

・後頭部が痛くなる場合
後頭部には膀胱の経絡が通っている
この経絡は腎の気の流れがおかしい人に起きる場合が多い
腎に負担がかかっている方
そんな方に多い頭痛です

・首から肩が強張り頭痛がする場合場合
首から肩はいろんな経絡が関わっていますので
気血水いろんな流れが関係している
頑張りすぎている方
同じ姿勢を続ける方
そんな方に多い頭痛です

対策をあえて言うならば

頭痛の原因は千差万別
これをしたらいいよと言うのはないのですが
一つ挙げるとしたら『胃』

頭痛は気の流れが関係していることがとても多く
胃からの気の流れが上に行くと起きやすい

胃から気が上に行くと言うことは
胃の負担が大きい人

普段から食べすぎていたり
加齢で胃の潤いがなくなると起きやすいです

食べる回数を減らしたり
空腹の時間を長く持ったりして
胃の負担を減らしてあげる

そんなことが有効な時もあります

頭痛の原因は
大きな疾患が潜んでいる場合もありますのでまずはきちんと検査をお勧めします

それでも問題がない場合
痛み止めで凌いでいくか
根本的にカラダを治していくのか

それはあなたの考え方次第

原因ありて結果あり

漢方的には頭痛の原因をきちんと把握して
頭痛が起きないカラダを作っていきます

頭痛が起きない生活
それだけでテンション上がりますよねー^^

この記事を書いたプロ

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