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大串一稔

日本人に適した優しい漢方を処方する薬剤師

大串一稔(おおくしかずとし)

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コラム

生理痛

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2015年4月14日

 中医婦科学によると生理痛は、「痛経」或いは「経行腹痛」と呼ばれ、「月経期或いはその前後に、周期に応じて出現する下腹部や腰部の疼痛のこと。重症では劇痛となり、甚だしければ昏厥に至ることもある。」と定義されています。
 今から約千四百年前の漢方の古典である『諸病源候論』には、「月経来潮時の腹痛は、気や血を労傷することにより身体が虚衰し、そこへ風冷の気が侵襲し胞絡に侵入して、衝脈、任脈、太陽小腸経、少陰心経を損傷して発症する。」とあり、生理痛の漢方治療の基礎となっています。
 28歳の会社員の方、「生理の初日から3日目頃に下腹に重く引きつるような痛みが生じる。特に3日目が辛いことが多い。痛みは、悪心を伴うこともある。痛みは、冷えやストレスで悪化しやすく、温めると少し楽になる。生理前から頭痛になりやすい。手足の先の冷えが顕著。食欲は正常だが、疲れ気味で、肩こり、下肢の怠さ、目眩などがみられる。」といった症状でした。『肝寒犯胃』『血虚受寒』と考え、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と瓊玉膏を服用していただきました。1ヶ月ほどで、手足の冷えも緩解し生理痛も軽くなってきました。3ヶ月ほどで、生理痛、頭痛ともに無くなり現在も服用中です。以前より、顔色も良く、お元気そうです。
 生理痛を漢方的に分類すると、ストレスが痛みを引き起こす『肝気鬱結』、血液の流れが滞っていることによって痛みを生じる『血瘀』、辛い物やお酒の摂りすぎによる『湿熱下注』、反対に冷たい物の摂りすぎや身体を冷やしたことによる『寒凝胞中』、過労や睡眠不足などが原因になっている『気血虚弱』、『肝腎虚損』等々、多種にわたります。治療効果を上げるためには、症状の特徴を漢方的に分析、鑑別し、そのタイプの中から更に適した処方を決定していく事が重要です。特に痛みの状態や時期(生理前、生理前半、生理後半など)、悪化条件、好転条件などが肝心になります。

~日本人に合った身体にやさしい漢方薬~             
元気堂薬局            

日本薬局製剤研究会講師 五臓漢方研究会会長 薬剤師・国際中医師 大串一稔  
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