リフォームは工事中が大事①~営業A氏との会話その1~TVのリフォーム番組のことで
「リフォームと耐震補強②~④」に私の経験談を書きました。トイレ、浴室、洗面の水回りを解体し、基礎を新たに作るリフォーム工事をした話です。
この経験談では、施主さんは住んだまま工事しましたから、水道や電気も一時止めたりしますが、生活に困らないように生かし、毎日の工事後は泥棒が入られないように合板などで囲ったりしないといけません。例えば、朝の洗濯が終わってから水を止め、昼食の前には必ず生かすなど、電気も何回も止めたり通電したりして大変な手間なのです。
通常は、私の経験談のように一部を解体して工事します。そのため、工事全体を一度に出来ず、一部分の工事が終わってから次の工事になります。補強を含めリフォーム工事する場所が離れていれば、一カ所終わらないと次の工事は出来ないのです。
ところが、TV番組では住んでいる人は引っ越し、家財も全くない状態ですから、水も電気も好きなように止めて工事できます。工事の都合でできるのです。
設備の工事が楽になるだけではありません。耐震補強工事も同じです。誰も住んでいない、骨組みだけ残して丸裸にしてしまうのですから、耐震診断し補強計画を考えて、ここに壁ほしい思えばそこに基礎を作り、梁を入れ、柱を建て補強壁を作ることが出来ます。
住んでいる人は引っ越して物も全くないのなら、耐震補強して最低でも現在の耐震基準を満たすようにすることは当たり前の工事と思います。
次回は、『リフォームは過程が大事③~営業A氏との会話その2~構造ブロック』です。
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