リフォームと耐震補強⑪~耐震補強工事は単独でしない方が得
以前に「リフォームと耐震補強」というコラムを書きました。リフォームの時に耐震補強した方が安く出来るといった内容でした。しかし、補強前の耐震診断については書いていませんでした。
1995年の阪神大震災で多くの住宅が倒壊しました。その多くが1981年前に建てられた住宅でした。国はの後、2000年に法改正が有り新築住宅について新しい基準が決められました。阪神大震災でたくさんの住宅が倒壊したことから、その後、1995年12月耐震改修促進法制定され、2000年に建築基準法の改正の後始められました。
当初は非常に簡易的な耐震ソフトでした。
そのソフトは、全ての壁は耐力があるという計算で、あまりに大雑把な計算でこんな計算でいいのかと思っていました。2006年に現在と同じような壁の種類によって耐力の数値が細かく決められました。
例えば一つの壁に筋交いと土壁と石膏ボードが張ってあるとすると筋交いと土壁とボードの強度を足した数字に長さをかけ算して壁の強度が出ます。上記のような壁の計算を各階ごとにして存在壁量計算し、各階ごとに必要な壁量と比べて診断します。2012年にもう一度改訂されていますが、考え方は同じです。
次回は、『耐震診断について②~無料耐震診断と耐震補強補助金』です。
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