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コラム
最近の窓について⑧~住宅の窓は用途に合わすべき
2023年3月28日
前回書いたように最近は用途ではなく、事務所のように同じ大きさの窓が並んでいる、デザイン優先で窓を付けていると思える家が増えています。通風、採光といった窓の機能は無視しているのです。
住宅は各部屋によって用途が違います。事務所のように同じではありません。部屋によって、窓の大きさ、種類、取付位置が変わるのは当然です。デザインを優先して同じ窓を並べてることは理解できません。もちろん、住む人が望めばかまいませんが、ほとんどは住む人の気持ちは無視してデザインを優先していると私は思います。
開口面積が小さい窓や、ハイサイド窓のように外が十分見えない部屋は閉塞感で体調に変化があるかもしれません。窓から外が見えることは、その日の雲が多いとか風が強いかなど単なる晴れとか曇り以外の細かな天気の変化が見え、外とのつながりを感じます。日の光で人の体は朝が来たと感じるように、人の体は自然の一部だと思います。特に子供部屋などには小さな窓は良くないと私は思っています。
次回は、『 最近の窓について⑨~通風量が少ない家の湿度は大丈夫 』です。
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