セミオーダー住宅①～メールの相談からその一～2回のメール

春に相談のメールがありました。たくさんではありませんが年に何人かの方から相談があります。あまり遠い方は少ないのですが、その相談者は地上でもっとも速い移動手段の新幹線に乗っても3時間弱かかる場所に住んでいる方でした。とても、現場を見に行くことはできません。

フルネームでなく、住所も不明だったため、どうしようかと思いましたが、同じ日に2回もメールがあったため返信しました。

返信メールの最後に、住んでいる場所とフルネームを書いてくれるように付け加えました。こちらは名前、住所に加え顔写真も公開しているのですから、もしも、返信してくるメールに住んでいる場所とフルネームがなかったら、二度目の返信メールをするつもりはありませんでした。

相談内容は、光が入らない（暗い）ので軒を縮めることができるか、できる場合はその費用が知りたいという内容でした。
私のブログ「軒のない屋根の家⑦～形を変えることは難しい」⑫」(軒のない屋根の家⑦～形を変えることは難しい参照)に屋根の軒先を縮めた話があり、それで相談してきたようでした。

返信メールには、図面もなく相談内容がよくわからないため、こちらから質問を書きました。建築業に限らず、他の職種でも専門的なことは、業界用語を知らないと説明しにくいことです。建築もたくさんの業界用語がありますから、建築に関わっていないがメールだけで説明するのは大変なことと思います。

ただ、屋根を縮めることを図面も見ないで答えることはできません。ですから、現場を見ていないので詳しいことは答えられないこと、金額を計算することはとても無理だとメールの終わりに書いておきました。いい加減な返事はしたくないからです。



次回は、『セミオーダー住宅②～メールの相談からその二～3回のメールと返信』です。


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