大きな屋根の家⑪～業者Aとの会話その6
業者A「大きな屋根の家も1階に駐車場の家も考えて計算して建てているのでしょうか？」
私 「そのことは設計者に聞くしかないですが、ちゃんと計算しているのではないですか？私は1階の駐車場もベランダに大きく屋根をかけることもしません。」
業者A「一度もですか？」
私 「自分で設計した家はありません。どんな計算方法を使っても、大きな屋根の家も1階の駐車場も強度が上がることには繋がらないでしょう。どちらも強度は下がることにしか繋がりません。」
業者A「確かにどちらも家のためにいいことにはなりません。」
私 「そういえばコラムで片流れの家のことを取り上げたことがあります。片流れで勾配がきつい家(コラム；コラム片流れの家⑤ 参照 ）に書きましたが、ああいったバランスの悪い家もどうやって計算しているか疑問です。左右対称でないため、本当は難しい計算になるのではないでしょうか？」
業者A「確かにバランスが悪いことは間違いないですね。」
私 「その他にも屋根の勾配きつく、屋根裏部屋があるような家がありますが、屋根の部分の高さが高いと当然重たくなります。そのような家も本来は、2階建てで計算するのはおかしいのではないでしょうか？」
次回は、『大きな屋根の家⑪～業者Aとの会話その6』です。
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