瑕疵保険(かしほけん)はどうなった?①~週刊文春3月23日号の欠陥住宅の記事
前回の続きです。このコラムを作るためにネットで関西地方の詳しい記事も見ました。
私がコラム「地震で倒れた塀の記事から⑥」(コラム;「地震で倒れた塀の記事から⑥」 参照 )に書いた道路から高さ3.5メートルの高さになることを考えてない、プール側からしか高さを考えていないこと、「地震で倒れた塀の記事から⑦」(コラム;「地震で倒れた塀の記事から⑦」 参照 )に書いた外部の防災アドバイザーの意見を採り入れなかったについては何もありませんでした。
つまり、目隠しのためにはブロックを積むしかない、他の方法はないため施工不良という結論したとしか私には読めない内容でした。
市の調査委員会ですから、市の決めた「目隠しのためにブロック塀を作るという工事について、間違いがなかったか」はそもそも検討項目ではないのでしょうか。
工事に詳しい人なら、選択が間違いだと指摘すると私は思います。なぜなら、地上から3.5 mの高さにブロックを積む、1.9mまでプールの壁があっても地上から離れるほど地震時は揺れますから、鉄筋を正規に入れていても大きく揺れ、倒壊まで至らなくても何かしら被害がでたかもしれないからです。「ブロックを地上1.9mの高さから上に1.6m積む工事」に疑問はないのでしょうか?
施工した業者はもうないため、施工不良なら反論もでません。「死人に口なし」ということでしょうか。
※下の絵は塀の高さと1.7mの人をほぼ同じ比率で書いてあります。
次回は、『 大規模停電にあって①』です。
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