リフォームと耐震補強⑧~耐震補強工事とは
前回の続きです。
施主A「何となく…。」
そこで紙を出して○を2つ、1部を重ねて書き、左の丸に補強工事、右の丸にはリフォーム工事と書いて説明しました。
私 「浴室などのリフォーム工事の中には、もちろんユニットバスや便器などの設備の金額と解体、床、天井、壁の工事も含まれます。耐震補強工事も壁の解体、仕上げ工事が含まれます。同じ場所の同じ工事が重複するのです。同時に工事するから別々にするより重複した分安くなります。」
と説明し続けて
「補助金は、耐震補強工事に関する工事全てですから、その部分の解体工事、仕上げ工事も含みます。ですから、(指さして)私の言った100万円の補強工事は丸の左側に解体工事と仕上げ工事は重なった部分、リフォーム工事は右の丸になります。」と説明しました。
そして、今度は〇を二つ離して書いて
私 「仮に耐震補強工事と浴室周りのリフォーム工事を別々にすれば、この絵のように補強工事で解体工事と仕上げ工事をし、リフォーム工事でも解体工事と仕上げ工事をします。同じ場所の同じ工事を2度するので高くなります。ですから、同時にした方が工事費を抑えられるのです。」と説明しました。
ご夫婦も納得されたようでした。
次回は、『リフォームと耐震補強⑤~耐震補強はなぜするのか』です。
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