- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
集成材の疑問①~集成材とは
2016年3月29日 公開 / 2016年5月9日更新
集成材とは簡単に説明すると小さな木材を接着剤で貼り合わせ大きな木材にした材料です。構造用と造作用に分類され、構造材は柱や梁などになり文字通り、木造住宅そのものを支えます。造作用は、身近な物でいえばテーブルなどの家具にたくさん使われています。
私は、集成材ではなく本物の木を構造材に使っています。集成材は、階段やカウンターなど構造と関係ない造作用しか使っていません。その理由の第一は、集成材の耐用年数が不明なことです。
集成材が現在のように使用されるようになって15年程でしょうか。構造材として住宅に使用するには、実績がないと思っているからです。
今までは大工が墨を付け加工し組み立ててきましたが、最近の木造住宅は集成材をプレカット工場で加工し現場で組み立てている家が多くなりました。家の作り方(材料の加工)が変わったのです。
なぜ作り方が変わったのでしょうか?
そして一番大事なこと、
「本当に集成材で作れば施主(消費者)にとっていい家が出来るのでしょうか?」
このコラムは、私が集成材について私が疑問に感じていることを書いていきます。
次回は「集成材の疑問②~集成材の強度」です
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------
関連するコラム
- 集成材の疑問④~木の欠点がない 2016-04-08
- 集成材の疑問⑩~集成材は木材よりも水に弱い? 2016-04-29
- 集成材の疑問⑥~強度=接着剤の強さ 2016-04-15
- 集成材の疑問⑮~集成材に合った作り方を 2016-05-20
- 集成材の疑問⑧~土台は集成材ではなかった 2016-04-22
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。