- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
危ない吹き抜け13～Ｍ6以上の地震の2割は日本近海で起きる
2014年9月12日
前作「吹き抜け」では、吹抜けは家を弱くするとは書けても、その理由は詳しく書けませんでした。雑誌の記事より大きな吹き抜けはダメ、吹き抜けをつくるなら部屋の中央(吹抜けの周りは床がある)でないと家の強度的にダメだと確信できました。
世界で起こる震度6以上の地震の２０％は日本近海で起こっています。それなのに、法規に書いてないから、パソコンで計算してOKだったから吹抜けをつくる。「開放感のある南向きの吹き抜け」というような宣伝文句を見ると、何を考えているのか分りません。地震・台風と自然災害の多い日本で本当に大事なことは、法規に書いてなくても、現場を見て必要だったら補強する、天王寺谷棟梁のような人が増えてほしいと思います。
- Share
-
関連するコラム
- 危ない吹き抜け9～昭和8年の家の補強工事 2014-08-29
- 危ない吹き抜け２～雑誌の吹き抜け 2014-08-05
- 危ない吹き抜け１～雑誌の記事から 2014-08-01
- 危ない吹き抜け１0～矢切りの窓 2014-09-02
- 危ない吹き抜け7～教科書通りの家 2014-08-22
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
