自転車保険の義務化と勘違い

2022年5月7日

テーマ：FP（保険）

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：損害賠償請求金額、ファイナンシャルプランナー相談、 FP 無料相談

自転車保険って加入したほうがいいの？

つい先日、ホームページをご覧になった方からお電話をいただきました。

「自転車でぶつかったらいかんから保険契約したほうがいいですか？」と。

「義務化の話もありますから詳細を…」ということで、話を伺うことに。

周りからいろいろと話を聞いて、入ったほうがいいのかわからないから確認したいということだったわけだが、こうした問い合わせはホームページなどからたまにあったりします。

自転車乗るのは、プライベート？それとも？

最初のうちは情報を多く語らず、しかも名前も名乗らなかったのですが、質問をしていくうちに様々な情報を。

そこで出てきたのは、「仕事で自転車を使っている」というところでした。

話を伺っていると、どうやらプライベート時ではなく、仕事で自転車を使っている際に相手にけがや損害を与えてしまったことを心配していたようでした。

でもプライベートではなく、仕事中って一般的に考えている自転車保険で出るのか？というところを勘違いしているようでした。

プライベートと仕事では保険対象となるか否かが変わってくる！

よくある自動車保険や火災保険、傷害保険などに付帯する特約部分にある「個人賠償責任保険」や「日常生活賠償責任保険」などのものでは、保険対象となるのかどうか。

こうした特約はプライベートの補償についてなので、仕事・業務使用時の賠償事故においては補償できないこととなるのが一般的である。

そこを説明していないで勘違いをさせてしまうものや間違った知識の同業者も少なからずいることは、非常に残念である。

そもそも事故などはあってはいけないが、あったときに出ると思っていたものが出ないなんてことのないように自転車保険は特に気を付けてほしいものである。

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この記事を書いたプロ

クライアントに寄り添ったマネープランを提案する専門家

井浪啓之（Heart Line株式会社）

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