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入澤和志郎

遺品整理士山形県第1号!29年以上の実績を誇る遺品整理のプロ

入澤和志郎(いりさわわしろう)

有限会社 風車

コラム

炎天下の遺品整理作業 熱中症予防に塩分補給

遺品整理

2018年7月26日

連日、うだるような暑さが続いていますが、そんななか今月初めに遺品整理の見積りをさせて頂いたお客様より作業依頼のご連絡がありました。
見積書を提出してから二週間、なんの連絡もなく、他社様に相見積りを取っているとのお話しも聞いていましたので、半ば諦め掛けていたところへの受注のご連絡でした。

「お盆前までに実家の解体までしたいと考えているので、即日作業をしてもらいたい」

本当に突然で急なご依頼でしたが、当社を選んで下さったお客様のご要望を叶えるべく、早速明日から遺品整理作業に取り掛かれるように作業人員の確保から、整理作業中のリサイクル店舗の業務指示など、夜遅くまで段取り作業に掛かりました。

当日の作業計画として、必要車両は2トンダンプに2トンパネル車、ハイエースに軽トラック。工期については6名の3日間で現場作業完了と計画。
4日目に祭祀財産であるお仏壇と仏具、神具類の整理作業とお焚き上げ供養に伴いお寺さんへ運び入れ、全ての確認作業と仕上げ確認を行い、現場の完成お引き渡しと予定していました。

現場となります建物は一見、和風二階建てのように見えましたが、実際は中二階もあり、実質三階建て構造となり、部屋数もざっと13室もある大きなお宅でした。中二階にあります6室は自営業をされていた時の事務所や応接間など、それに広い縁側に納戸、その他玄関に台所、浴室にトイレ、各室に押し入れなどの収納も多数。10年ほど前に部分的にリフォームを行ったとの事で水回り設備など真新しい所も見られます。
ご依頼者も連日の猛暑の中、数日掛けての整理作業をご家族とされていたようですが、大型家電や家具、事務用品など物量の多さ、部屋数の多さにギブアップされたと仰っていました。





作業初日は気温36℃!体感温度はそれ以上!!
屋内作業を30分程しただけでタオルを絞れるくらいの汗の量。準備しておいた冷たい飲み水に塩分摂取をこまめに行い作業者の体調にも注意しなければなりません。おりしも夏の高校野球、山形大会も佳境に入りベスト16が出そろうその日、高校球児が炎天下の中、汗だくになってボールを追いかけていた頃、時を同じくして私共も負けないくらいの大汗をかいて作業にあたっていました。
作業2日目、前日に分別した大型家具類の搬出と分解作業、実に運び出した家具類だけで2トンダンプ4台、衣類にベッド、寝具類等ダンボールに紙物でパネルトラック満載でした。廃家電も軽トラック山盛り1台分とかなりの物量です。
三階、二階と片付いた上の階から掃除機掛けと確認作業をしながら降りてきます。台所にはビール瓶や調理瓶、鍋や釜、薬缶にステンボールなど数多くの調理器具などが見られますが、昨年暮れまで母親の一人住まいだったとは思えないほどの物量です。この日の後半は明日最終日のために鉄クズ類、回収資源ゴミの纏め、外回りの確認作業を行い終了としました。
作業3日目 ご依頼者様に立ち会って頂き、先に纏めておりました貴重品と思われる品々の確認作業を行います。農協出資証券、現金に預金通帳に印鑑、貴金属、アルバム、保険証書、年金手帳や土地売買契約書など多数です。お仏壇、神棚、先祖の遺影などを残して全ての作業が計画通り終了となり、明日の祭祀財産引き取り作業を残すのみとなりました。
猛暑の中ではありましたが、最後まで気を引締め皆頑張りました。





作業報告の際にご依頼者様からは
「プロとはいえ、凄いですね!」
「暑い中本当にご苦労様でした、ありがとうございました!」

お褒めの言葉を頂きました。さらに私共の仕事内容を見てから決めたのでしょうか?
「母屋の解体見積りも頂けないでしょうか?」

追加作業のご相談を受けて、早速グループ建設業者を呼んで建物解体に掛かる作業の打ち合せとなりました。
セメント基礎部位はそのままで上屋だけの解体作業、さらに倉庫の解体もご希望との事で、かなりの出費となるようですが・・・、お金の問題だけでなく、親の家、つまり実家を整理するということで大変な決断だと考えさせられました。

今回ご紹介した遺品整理の現場写真は・・・こちらから

遺品整理の見積り、ご依頼は・・・・こちらから

先祖の新たな供養スタイルを模索中 仏壇もお墓も要らない未来の供養とは

長年に渡って遺品整理や生前整理の仕事に携わっておりますと色々なご相談を受けることがあります。
まずは家財整理についてのご質問などから、続いてお仏壇やお墓についてのご質問。それぞれのご家庭にそれぞれの悩みがある様で、親の遺骨の埋葬や供養方法、合同供養墓地、自然葬。特に最近では墓じまいや海洋散骨のご相談を頂く場面が多くなり、それらに伴う悩みもいろいろとあるようです。

近年親が亡くなりご遺骨の新たな葬送のご相談、一方で先祖から受け継ぐお墓の整理、お仏壇、位牌堂、神棚などの祭祀財産の整理や取り扱いのご相談等もございます。
合祀スタイル、もしくは自然葬であっても、いずれも手前供養にと、ほとんどのご遺族様が少量のお骨をお手元に保管供養をご希望されます。西洋と違って、日本はお骨文化です。
これらに伴う商品需要を察知してか、昨今の流行で手前供養に関する品々を多くのメーカーや仏具店などにおいて販売しています。人間以外にペット用としての商品もあり、実店舗や、色々な媒体、ネットショップ等で取り扱い販売されているようです。
皆様それぞれの生活スタイルに合った仏具を買い求め、供養されているようです。その様な現状を踏まえ、私共にご相談をされたお客様の意見を聞きながら、以前より今の時代に合った新たな供養のカタチを思考致しておりました。

私の考える手前供養具なる物を製作検討中でございますが、従来の商品ですと写真立て(フォトフレーム)、手前に数点の仏具や小さな骨壺などを配置して供養するという一定のスタイルがございます。最近では写真立ての代わりにタブレット端末、電子フォトフレーム、先祖代々の過去帳も電子式にするなどいろいろとあるようですが、それらを全て一緒にした商品はないものかと長年に渡り調べておりましたが、残念ながら非常に考え方の似た商品は数点見付けることが出来ましたが、私共が考える様な商品にたどり着くことはできませんでした。
昨年秋頃から弁理士事務所を介して私共のデザイン商品が他社の開発商品や特許侵害となるのかなど色々と調査を進めながら、同時期に私共のデザイン商品を特許庁へ願書提出し、既に新規申請登録番号も頂いておりますが、やはり詳細に調べていきますと既存の発明アイデアと微妙に重なる部位も多少あり、特許拒絶書を受けることとなり、それに対しての反論案など数度に渡り提出も致しております。残念ながら現在まで特許査定を発行頂くまでは至っておりません。

私共の考える新たな商品は、突然の訪問者がお見えになっても一見普通のフォトフレーム、普段は故人様のお写真も見えず、明らかに骨壺と解るような物も見えない、お茶の間やリビングに置いても違和感を与える事の無い手前供養仏具をイメージし開発に取り組んでおります。電子過去帳、仏壇など既に開発販売されている商品も多く見えますが、未来指向型のそれらを一纏めに新たなお仏壇、お墓も一緒にした商品を提案致したく現在鋭意検討中です。
どうなることやら先はまだ見えませんが何とか形にしてみたいと関係団体等とも話し合いを重ねている毎日です。

既に数点のサンプル品は出来上がっておりますが細部に渡るこだわりの素材や形、色々なご家庭や求める方の年代に合わせた色や形を試行錯誤しながら製作しています。

商品開発の発端となったご相談の一例として

① 結婚して30年のあるご夫婦の場合
ご夫婦のご両親も既に他界、長年に渡りそれぞれの鄕土のお寺さんにお骨のお預かりをしているとの事。経費もかさむしお参りにも遠方であるとの事。ご相談者には共に先祖のお墓も無く、また新たに建造する事も考えていない。両家のご両親を一緒に埋葬、供養出来る様なお仏壇やお墓は考えられない。
他の仏さんと合祀埋葬されることに抵抗がある。
それぞれのご両親のご遺骨は海洋散骨にして少量のお骨を手元において、自宅で共に供養していきたいが、すっきりとした供養用具も見つからない・・・。

② 二人姉妹の姉さんの場合
「まだ先のことですが両親一緒の海洋散骨は可能でしょうか?その費用はいかほどでしょう?」 
ご本人の嫁ぎ先にはご先祖様があり、お墓もお仏壇もある家庭に嫁いでいる。
妹の嫁ぎ先は自分達夫婦と子供の家庭。
姉妹の父親は既に亡くなり母親は現在も施設で暮らしているとの事。母親も姉妹もお墓を建造する考えは無く、現在も父親の遺骨は母が管理供養している。母亡き後は一緒に海洋散骨と言われているそうで姉妹もそのように考えているようですが、嫁ぎ先でも家族に気兼ねなく亡き父親を供養したい・・・。

ほんの一例でしたがそのような環境、ご家庭にこそ私共の考えております新たな手前供養具は最適では、と考えておりますが、皆様色々な環境でそれぞれの悩みや相談事があります。
近い将来、既に販売されております他社商品の特許を侵害すること無く、私共の開発商品がめでたく特許査定を頂き、皆様にご紹介できるとしたら大変ありがたいと考えております。

                  

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