2023年12月コラム

2023年12月　本年最後の海洋散骨葬

【本年最後の代理海洋散骨葬】
本年最後の海洋散骨葬を先日、酒田沖合にて執り行なわせて頂きました。
当日は風も少しあり時折小雨降る天気では御座いましたが
無事に終えることが出来ました。海面を横切る風も少し強い中でしたが
ご依頼者様の名代として確りと執り行わせて頂きました。

亡きお父様が庄内ご出身で生前より遺言として息子さんご家族に伝えていたようで、
半年ほどのご自宅供養を終えた頃合でのご相談でした。

この時期ともなりますと突然季節風が吹き荒れ、
天気が急変、出航予定もニ転三転と・・
ご依頼者様も山形の天気予報を毎日気にしていたようです。
急な出港でもあり今回は海洋散骨葬を終えた後でのご連絡となりましたが
無事に終えた事に大変喜んで頂き私共もホット致しました。








何時もの業務となりますが帰社後に当時のスナップ写真や
海洋散骨証明書を同封にてご報告をさせて頂きました。
亡きお父様の海洋散骨葬をご用命頂き有難う御座いました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌・・

海洋散骨葬のお問い合わせやお仏壇などお焚き上げのご依頼も
12月に入っても数件御座いますが本年は先日の代理海洋散骨を最後として
終了とさせて頂き、天気も落ち着く春先にご予定を組ませて頂きました。
本年も多数のご相談、お申し込みを頂き有難う御座いました。

今月も当社HPを覗かれた新規の方、ユニークユーザー数が本日で
既に600件を超えております。
毎年の事ですが本年春先も3月には1000件を超えるアクセスが
カウントされております。皆様、私のコラムのタイトルにヒットしての
ご来店と思いますが遺品整理やお葬式に関連する事柄、墓仕舞い、
お骨の行方などにご相談が入ります。
大変多くのアクセス数で
（海洋散骨・墓仕舞い・遺品整理・実家整理・空き家・葬式）
皆様の関心度が見て取れます。

【改葬・無縁墓・墓仕舞い・】
先日の朝日新聞に気になる記事がありました。
2022年度、全国で改葬件数が151,000件を超えた、過去最多だそうです。
少子高齢化や核家族、新型コロナなどの影響で墓参りがしにくい状況が続いた等、
樹木葬や散骨等・・改葬後の選択肢が増えた事が背景にあったようです。
厚生労働省の統計の取り始めた1997年度から改葬が最多だったのは
19年度の124,000件だった。管理する人がいなくなった無縁墓を
行政が撤去したケースは全国で3.400件を超えたそうです。

以下はシニア生活文化研究所の小谷代表理事の言葉
核家族化でお墓の継承も難しくなっており元気なうちに墓仕舞いをして
樹木葬や散骨など色々な弔い方法を自分で選びたいという人が増えたのでは
と分析をしています。

当社でも改葬に係る案件ご相談が近年増えてきております。
殆どの方が実家を出てから30～40年ほどで都会暮らし、年に0~1回ほどの帰省とか、
ご両親も既に他界、空き家となって数年経過。実家の処分にお仏壇やお墓の問題が
そこに横たわっております。
現在の墓所有る自治体改葬の届け出や菩提寺との離檀手続き、掘り起こしたお骨の行方、
改葬として新な墓所建造やその自治体への申請など色々な作業が御座います。
当社ではこれら事業を数多く行っております、
上記案件をお持ちの方は是非ご相談願います。

【年末のご挨拶】
本年もコロナ禍で始まり、
年末になってもその終息を肌で感ずることは御座いませんでした。
そんな中、庄内地方では若者を中心としたインフルエンザの流行で
秋口から休校や学級閉鎖もよく耳にしました。
そのような中でも多岐に渡ったお客様からのご相談を
県内外より年内一杯頂くことが出来ました。
故人様とのお約束でご遺族様の小さな疑問やご相談にも可能な限り対応すべく、
社員一同誠意を持って作業させて頂きました。

来る年も皆様のご相談案件に真剣に向き合い対処致す覚悟です。
社員一同精進してまいります。
海洋散骨、遺品整理、墓仕舞い時の他県からの来県予定者様には新たなサービスも
提供できますよう現在計画中で春先には発表できるものと思っております。
些細なお悩みも一人抱えずメール、お電話でのご相談をお待ち致しております。

末筆ながら今年も余日わずかとなりました。 どうぞ良いお年をお迎えください。
本年一杯お付き合い頂いた皆様、当社業務サービスを
ご利用頂きました事に深く感謝申し上げます、有難う御座いました。

来る年も宜しくお願い致します・・・山形遺品整理