【リアル店舗で成功する】　　商業施設に出店するには

商業施設とはどんなところ？

ある洋菓子店のオーナーがお店のチャンネル拡大の為に大型商業施設、百貨店の催事やテナント出店したいという相談を受けました。

いきなり大きなショッピングモールや百貨店への出店となるとどうしていいのかわかりません。
どこで情報を入手すればよいのかもわかりません。
路面の店舗であれば不動産屋さんに相談すれば店舗物件を見つけることは可能ですが、
商業施設の場合はどうなっているのか？



まず、それには商業施設施設とはどういうところなのかを理解することが必要です。
簡単に言えば
商業施設＝複数の店舗が集積している場所　と理解してください。
店舗の集積となると様々な場所があります。
車社会の現代では大型のショッピングモールが全国各地にあります。
商業施設の定義は様々ですが、
実際にテナント出店中心の大きな駐車場を持つ郊外のショッピングモールや
乗降客数の多い都市部の駅ビル、ファッションビルなどと共に
自社売場中心の百貨店や総合スーパー等も様々のブランドの店舗の集積なので商業施設と言えると思います。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.store-location.jp/law.html

商業施設と商店街との違い

さて、郊外に大型のショッピングモールが出店したことによって
地元商店街が大打撃を受けたという話をよく聞くことがあると思います。
商店街もある意味では多くの店舗の集積ですが、
それぞれ独立した経営者でファッションのお店、雑貨のお店、食品のお店、飲食店など
様々なお店が混在して出店しています。

商店街とショッピングモールとの大きな違いは
ショッピングモールの場合はそれぞれ独立した経営者の店舗が出店していますが、
家賃を収めるのはショッピングモールの運営者に全ての店舗が納めることになります。

商店街の場合は経営者自身の店舗であったり、
賃貸の場合はそれぞれ違った家主に家賃を払っていることが大多数です。



ショッピングモールの場合は商業施設として商売の成り立つ場所をマーケット調査をして探し、
どのような商業施設にして売場を作るかを決めて、
大きな投資をしてショッピングモールの館を作ります。
売場作りはお客様が買い物をしやすい売場を作ります。
売場のフロアやゾーンごとにファッションのお店の集積や飲食店の集積や
お客様が利用しやすくて、比較購買しやすいような売場を作っていきます。
その際に出店する店舗の誘致を行いますが、一般公募をする場合もありますが、
マーケットリサーチの際に商圏に住む人々が出店して欲しい店舗を優先的に誘致していきます。
その為、知名度のない店舗が出店することはかなりハードルが高いことになります。

自然発生的に店舗が集まってきた商店街と違い商業施設はビジネスの成り立つ店舗の集積を行います。
そして消費者が好んで来てくれるような商業施設を作っていきます。
要するに出店して欲しい店舗を誘致するということになります。
その為、出店のための物件情報を路面店のように全国の不動産業者と情報共有するようなことはありません。

商業施設に出店するには

新規の商業施設への出店を逃した場合でも出店するチャンスはあります。
まず、契約期間内に撤退する店舗があるということです。
これは路面店舗の場合も同じでそれぞれの事情で撤退する場合、空き区画ができます。
そこに出店するのが一つのチャンスですが、そんなに多くは巡ってこないチャンスです。

次に各店舗が定期借家契約が終了するタイミングです。
この時が大きなチャンスで売上が安定している店舗は再契約されますが、
半分程度の店舗は入れ替えられます。
これはやはりお客様のニーズにその時代ごとに応えられる店舗を誘致します。



どのように情報を入手してどのように出店を実現できるかは
こちらをご覧ください。
https://www.store-location.jp/
参考サイト：https://www.store-location.jp/law.html