WordPress 独自SSL ロリポップの設定方法 ・ワードプレスの疑問

前回の　”WordPress SEO対策でサイト初心者がやるべき3つのこと　で「SSL通信化」の重要性をお知らせしました。今回は代表的なレンタルサーバー「ロリポップ」でのSSL化の設定手順や、リダイレクトhttp → https方法を解説いたします。

SEO対策の一つになるので、スタートアップとして必ずSSL化するのをお勧めします。
WordPressを使用で、サイト公開前か直後を想定しています。

SSLとは何か

SSL通信とは安心な暗号化であり、Googleが推奨している通信です。SSL化するとURL が http → https に変わるので、アドレスが変更されることになります。

電話を思い浮かべて下さい。電話番号を変更するとリダイレクトし転送させたりしますね。それと一緒で変更前のhttp から変更後の https に転送させる必要があります。その転送を「301リダイレクト」といいます。

① ロリポップ ワードプレスのSSL通信化

ロリポップのユーザー専用ページにログインし、左画面にあるメニューの「セキュリティ」→「独自SSL証明書導入」を選択。
　＊ロリポップの独自SSLには、無料版とPRO（有料）版があり、今回は無料版です

② 独自SSL証明書お申込み・設定

「独自SSL証明書お申込み・設定」のページに移動するので「独自SSL（無料）」の「SSL保護されていないドメイン」の中にあるssl化するドメインとサブドメインにチェックを入れ「独自SSL（無料）を設定する」をクリック。

③ 設定完了まで

申請後、「SSL設定作業中」に変わるので、設定が完了するまでに数分程度待ちます。
ページを再読み込みすると、「SSL保護有効」と表示されるおで設定は完了です。「SSLで保護されているドメイン」に移動されます。
httpsを冒頭に付けたサイトURLでアクセス出来たら、独自SSLの設定が完了です。

④ WordPressの管理画面（ダッシュボード）でSSLの設定

WordPressの管理画面にログインし、左メニューの「設定」→「一般」を選択
「一般設定」の中の「WordPressアドレス（URL）」と「サイトアドレス（URL）」に記入済みの「http:」を「https:」に書き換えて、画面下青いボタンの「変更を保存」

ログイン後、管理画面のURLがSSL（https～）に変更されていれば、WordPressのSSL設定は完了です。

⑤ ロリポップ！FTPから「.htaccess」ファイルを編集

「ユーザー専用ページ」から左画面にあるメニュー「サーバーの管理・設定」→「ロリポップ！FTP」を選択
ファイル名（SSL化させた独自ドメイン名）をクリック、またはプラス（＋）を選択→「.htaccess」をクリック。

＜IfModule mod_rewrite.c＞
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
＜/IfModule＞


「.htaccess」の編集画面では、上記のコードを一番上に追記し→「保存する」→「OK」します。
※ 「.htaccess」ファイルの一番上に追記してください
※ 不等号（＜＞）は全角になっているので、半角（<>）に書き直してください

ブラウザのアドレスバーに非SSL（http:）を入力しサイトにアクセスしましょう。処理が正常にされていれば、SSL（https:）に転送されます。http → https に転送されない際は「ブラウザのキャッシュ」が原因かもしれません。キャッシュを消去しましょう。

"WordPress独自SSL　Xサーバの設定方法！も併せて掲載しています。