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ロジハラとは? 論理的思考法のメリットデメリット

2020年10月16日 公開 / 2022年6月16日更新

テーマ:JavaScript・phpプログラミング

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: ハラスメント防止プログラミング教育ロジカルシンキング 研修


前回の【コロナで転職、WEBやプログラミングの技術をつけるには? 】では、リモートワーク、デジタルの働き方についてお伝えしました。

今回は「プログラミング」とリンクする部分が多い「ロジカルシンキング」について考えてみます。

ロジカルシンキングとは

合理性を高める、無駄をはぶいた効率的な思考方法のことを、「論理的思考 ロジカルシンキング」といいます。
仕事の効率を上げるためのスキルアップで取り入れられることが多いです。

また、プログラミング的思考方法とも言われます。最近では「プログラミング」が小学生の必修科目となりました。
そんなことからも、未来は「プログラミング的思考方法」が当然の社会に進むのが予測できます。

「ロジカルシンキング」は良いことづくめのようにビジネスシーンでは語られていますが、本当のところはどうなんでしょう。

というのも、プライベートで人はそこまで合理性を求めませんよね。
むしろ無駄だらけなのが人間らしさとも言えるわけで、
論理性 = クール(冷たい)
のイメージが強いのではないかと思います。

理系思考とロジック

実は私、ココフラッペ小森は「理系女子」です。
ゴリゴリかと言われると、デザインの仕事をしてもいるので、変化球タイプかもしれません。

この特性が色濃く出てきたのは中年にさしかかってからで、それまでは直感優位で物事を判断していました。

昔はよく「出だしはいいんだけれど、最終的に理論が破綻している」と知人の理系男子言われ、「うるさいな」とそれこそ感情で返していました。

今思えば、物事を積み上げて考える根気がなかったのです。
若さゆえでしょうか。
スタートは頑張るものの、失敗や思い通りに事が進まないと面倒臭くなってしまい、最後は雑に締めくくるといった具合。

これ、よく考えると本当に勿体無いことをしていたのです。と言いますのも、、

ロジックとインスピレーション

「理論」の逆といえば「直感」かなと考えます。

どちらが良い悪いということではありません。
正しい間違っている、というわけでもありません。

多くの人が誤解をしている印象が私にはあります。
「この2つは反目しあっているもの」だと。

なぜそのような対立関係にされてしまったのか?
個人的には、両方は使い分けのできる、共存できるものだと思っています。



聡明な考え

なぜかと言いますと、これまで出会った聡明で魅力的な人(有能な人)が、ほぼ両方を備えたタイプで、バランスよく共存させていたからです。

その経験から、自分もそうなれないものかと手探りで進んでいったのですが、思わぬところで気づかされることに。

プログラミング、WEB、デジタルデザイン(グラフィックデザイン)と携わるようになってから、私のそれまで眠っていた理系脳が育っていったのです。

デジタルの世界は整合性が大事です。それがベースといっていいのではないかと思います。

PCや ソフトのIllustrator Photoshop、WEB制作のシステムはややこしい部分が多いのですが、それに文句を言ってもどうにもなりません。

何か上手くいかない場合は、大抵こちらのミスや無知が原因であり、正しく設定を進めれば結果はその通りに反映します。

デジタルでの経験を積み重ねていくうち、効率を上げ、論理的に物事を構築していくコツのようなものを掴んだのかもしれません。

ロジカルハラスメントに気をつける?!

ロジカルシンキングによるハラスメントが最近にわかに囁かれています。
正論で相手を論理的に攻めることがハラスメントに当たる、ということらしいです。

誰しも思い当たる節があるのではないでしょうか。
自分でわかっているダメなところを正論で指摘されたりすると、素直には受け入れられないものですよね。

論理的思考は、時と場合によって使い分ける、表現方法などに気をつけるのが大事だということです。



ロジカルシンキングをビジネスシーンで

<プライベートで>
プライベートや友人間では、キャラとして笑いも交えて使った方がいいと思います。
ロジックは真面目でコツコツと積み上げるストイックさの象徴です。そこら辺の不器用加減が微笑ましいと感じてもらえれば幸いなはず。

<ビジネスで>
合理的、効率性の高さは、仕事ができるできないに直結します。

他者に対しては、相手に納得してもらうため、理論的に説明をしたほうがいい場合は説得材料となりますが、難しい専門用語を並べたりしないように気を配るのが大事です。

一方的に話を進めない、節目節目で相手の認知を確認するなど、配慮が必要なのがロジカルシンキングなのだと思います。

バランスよく「直感」と「論理性」を使いたいものですね。

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