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田中憲男

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田中憲男(たなかのりお) / 歯科医

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コラム

小児期の歯列矯正の治療タイミングと期間について~前半~

2016年10月15日

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 歯列矯正

みなさまおはようございます。
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です

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運動会のシーズンになりましたが、相変わらずの悪天候で困りますね。
運動会の場合は学校行事の中でも非常に重要なポジションですから、雨の場合でも中止にはせず、
翌日に開催、翌日が雨なら、翌々日といった具合い何がなんでも開催するという気迫があります。

これは、私が患者さんを担当する時の気持ちも同じです。何がなんでも治すという気迫と共通です。

みなさま御存知と思いますが、体育の日というのは春~秋の間でもっとも降水確率が少ない日だそうです。

本日は体育の日の少し前ですが、小児歯列矯正治療のテーマでブログを書かせていただきました。


小児歯列矯正歯科治療のメリットは

日本臨床矯正歯科医会監修のキッズの歯並びワクワクブック(小学館スクエア952円税別)によると、 骨の成長発育を生かして治療できるのが最大のメリットと記載されてます。

つまり、骨の成長がとまってしまっている大人の場合は、あごの骨の大きさは手術以外でほとんど変えることができませんが、成長段階にあるこどもの場合は治療によって上下のあごの成長を抑制したり、促したりしてバランスを整えることができ、骨格的な改善をはかることができるからです。

他には、指しゃぶりや舌を突出する癖、舌小帯、上唇小帯異常、その他様々な悪習癖を早期に改善および予防することによって、不正咬合が増悪(歯並びがどんどん悪くなっていくこと)を阻止し、正常な顎の発育方向に誘導できます。


それでは、小児歯列矯正治療は患者さん自身にどのような恩恵があるのでしょうか?
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小児の歯列矯正治療開始時期について~後半~

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長田中憲男です!


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本日は後半戦ということで、大きく2つのテーマにしぼります。

1:すぐに治療開始するべき症例

2:小児歯列矯正治療において、好まれて用いられる矯正装置
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小児期に来院されても何も対応できない場合もある

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

2週間ぶりのブログ更新となってしまい、関係者のみなさま大変申し訳ありませんでした。

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先週はインフルエンザが猛威を振るった週でした。

当院のスタッフのうち だれかが感染しないかと 冷や冷やしながらの2月スタートでしたが、振り返ってみれば1月18日の大雪からインフルの猛威が開始した記憶がございます。

御存じと思いますが、インフルは気温との関係が重要ですので、暖かくなればウイルスの数も少なくなってきます。本日も数名の患者さんがインフルのためキャンセルですが、これはこれで仕方ないですね。みなさまもウガイ、手洗いといった基本的な予防は大切にしましょう。



話はそれますが、先週相談にこられた人2名のお話をシェアさせてください

1人は 軽い顎変形症の患者さんでしたが、ほかのクリニックで歯列矯正単独で治療完了された症例でした。
なかなかよく治っているなあと感じたのが初診時の感想です。それでも不満があるとのことですので、これはもうかみ合わせというか、外見の問題でしょう。
外科的矯正治療と矯正治療単独の場合、同一の症例でも治療方針は180度異なります。
180度ことなるということは、反対方向に歯を動かす必要が生じます。つまり、何もてをつけていない状況、初診時から担当させてもらったほうが、治療効率が断然ちがってますし、仕上がりも予測できます。


もう1人はお会いしておりませんが、複数回メールでのやりとりをさせていただいております。
この方は 他クリニックで外科矯正治療をおこない、その結果に対して不満をもたれている患者さんでした。
患者さんの言い分もよく理解できると思います。一方で自分の外科的矯正治療に対する診断法もそこそこに日本で一番の大学と引けをとらないレベルなんだなあと、改めて自信が持てた経験でした。

初診時に自分が担当していたら、まったくことなるアプローチをしていたと思いますし、たぶんそうしていれば
患者さんは満足してくれたと思います。
再治療希望とのことでしたが、基本的に転医の症例はお断りなのですが、今回はメールのやりとりの中から条件付きで引き受けることにさせていただきました。

他には、外科的矯正治療患者さんの場合は 計画どおりに治療が完了しても 好み等の問題で治療結果に満足していただけない場合も少なからずございます。

結局は、患者さんが何をもとめているか、言葉だけでなく、会話の中から探っていく必要があるのでしょうね。



そろそろ時間もなくなってきたので、本日の症例です
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小児期の反対咬合治療について

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
1月18日の大雪大変でしたね!

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17日は大宮に出張診療だったのですが、その帰りに当院のスタッフからLINEで明日は大雪だから早めに出勤してくださいとお知らせがありました。 暖冬だし、たいして降らないとおもいつつ、起床時に窓の外をみたらびっくり仰天でした。 これはやばいと思い、朝食もほとんどとらずに急いで駅にむかったものの、朝7時前にもかかわらず駅内には入場制限がかけられてしまい、結局クリニックに到着するまで3時間かかりました。
幸い、遅刻しないでなんとかまにあったので患者さんには迷惑をかけることがなくほっとしております。
唯一の自慢が開業以来11年間、無遅刻、無欠勤を継続してます。東日本大震災の時も診療に遅刻したことはありませんでした。本日の雪も心配ですが、明日は日曜ですので電車も空いてますし診療には影響をおよぼすことはないと思います。

さて、本日のタイトルは小児期の反対咬合治療についてです。

~くわしくはコラム後半に記載してます~



僕は日本歯科医師会、東京都歯科医師会、本所(墨田区)歯科医師会 という3歯科医師会に加盟してます。
歯科医師会というのは地域のボランテイア活動をおこなってます。代表的なものは成人歯科検診や妊婦健診などです。 
それに加え個人でいろいろと委員会というのに参加してます。私が参加している委員会は公衆衛生地域医療委員会といいます。 内容は地域の高齢者の介護や支援、障害者の口腔ケアなどです。歯列矯正治療とはまったく関係ない分野です。

昨日金曜日は公衆衛生委員会主催で夜7時から9時くらいまで歯科医師会のセミナーがありました。


セミナーの内容は矯正治療とは縁がないことですが、矯正治療よりも重要なことでした。
それは在宅医療、超高齢化社会に向けての歯科医師としての新しい役割でした。

今、0歳のあかちゃんから100歳すぎのおばあさんまですべての国民のうち、65歳以上の高齢者は4人に1人といわれてます。
さらに、それら高齢者の4人に1人が認知症といわれており、高齢化が加速している中、3人に1人が認知症といわれてきております。

歯科医師の新たな分野の1つとして、在宅歯科医療のチームが必要なのです。
いわゆる訪問診療にプラスして、定期的に各自宅を訪問してのヘルスケアです。

本来ならば東京都や区が予算を組んでおこなう業務と思いますが、実際のところむずかしく、現場のヘルパーさんの代表が歯科医師の参加呼びかけのために現状の講演をおこなってくれました。

この問題は今、日本が抱えている重要な課題の1つと思います。行政がうごかなければ個人ががんばるしかありません。しかしながら、僕はすでに多くの患者さんをもっており、腰をすえて訪問歯科をすることが不可能に近いです。

しかしながら、誰かがおこなわなければいけない問題であることは事実です。

そこで、プロ矯正歯科として、訪問、在宅チームを結成して行政とともに地域医療に貢献していくことを進めることにしました。

つまり、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といったスタッフを新たに雇用して、訪問専門のチームを編成するのです。

クリニックを1件立ちあげるのと同じ労力と費用が必要になります。なかなか個人では大変ですが、診療の片手間にやるのではなく、矯正歯科と同様にプロの集団を作り上げていく必要がございます。
今後は少なからずみなさまに御迷惑をおかけすることになると思いますが、今までの自分を育ててくれた社会に対しての恩返しのつもりで頑張っていこうとおもってます。



それでは、本日のテーマ 小児期の反対咬合の治療についてです
プロ先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

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