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コラム

沖縄の住宅は湿気対策が大事!

2024年3月18日

コラムカテゴリ:住宅・建物

こんにちは
T home株式会社、代表の棚原です。

住まいは地域の気候、環境に合わせて基本となる性能を考える必要があります。

●北海道では雪、寒さに対して対策

●雨期で水没する地域なら床を高くしてつくる

などなど、例えばこれまでの沖縄では台風が頻繁に来ることなどの理由でコンクリートの住宅が地域の環境に適した
家づくりで、常識の様に誰もがコンクリートの住宅を建てていたと思います。

しかし、近年では本土の建売業者が沖縄にも進出してきて木造住宅も増え、新築着工棟数でコンクリートを上回りました
その影響もあり、沖縄でも木造住宅という選択も増えてきています。

良いことでもありますが、本土仕様の木造住宅が沖縄の環境にあっているかといわれるとそうではありません。
外観は同じ木造住宅でも、冬の対策をしているのか夏の対策をしているのかは中身の話で目には見えません。

本土仕様では主に冬に結露を起こさないように考えられています。

このやり方で沖縄で建てると特に冷房を使う夏場、逆転結露と言って壁のなかで結露が起きてしまいます。
そうすると、カビの原因になったり、シロアリを呼び寄せてしまい大きな問題になります。

では、沖縄ではどうしたらよいでしょうか。

これからの沖縄住宅のスタンダードとして構造は木造に移り変わろうとしていますが
それに加えて

●湿気対策、防湿+除湿ができる家づくり

になっていくことを予想していますし、それをお勧めしています。

時代の変化、技術の進歩と共に家づくりのスタンダードは変化していきます。

・エアコンが設置されるようになり

・換気扇の設置が義務になり

・断熱や気密が健康や環境問題の観点から重要になり

このような変化の一つとして

これからは家じゅう湿度コントロールができる設備がスタンダードになってくると考えます

これは技術の進歩によって可能となりました。

温度のコントロールの次は湿度のコントロールの時代です。

ぜひ湿度コントロールができる家づくりで人も、建物も長く健康で快適に暮らしてほしいです。

T homeの家づくりに興味を持ってくれたら幸いです。

この記事を書いたプロ

棚原彰悟

多湿な環境に配慮した木造住宅、年中快適な家づくりのプロ

棚原彰悟(T home株式会社)

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