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堀克昌

インプラント・歯列矯正のプロ

堀克昌(ほりかつよし) / 歯科医

堀歯科医院

コラム

前歯の差し歯が動いているあなたへ

2011年6月20日

テーマ:インプラント

コラムカテゴリ:医療・病院


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上下顎前歯部のセラミックス治療を希望される方が来院されました。

上顎には土台の根っこが3本で上物の咬む部分が6本ある差し歯(ブリッジ)が装着されているのですが、差し歯(ブリッジ)全体での動揺が認められました。

土台の根っこには、歯がすべてあった頃のおよそ2倍の咬合力がかかりますから、いずれ差し歯(ブリッジ)全体が動いてくるのは当然と言えば当然の結果です。

第一回目の処置としては、下顎前歯部の保存不可能な歯牙を抜歯するとともに、仮歯で差し歯を再現する計画をたてました。

下顎の仮歯を装着することは、欠損部位を取り繕うだけでなく、形態不良の上顎前歯部の差し歯(ブリッジ)の形態も下顎の仮歯に合わせて変化させていくことを目的にしています。

ただ、上顎の差し歯(ブリッジ)全体で動揺があるので、欠損部位にはインプラント治療を施術し、動揺の認められるブリッジの土台は連結冠で固定するプランを考えております。

6本の差し歯(ブリッジ)をさらに長いものして、動揺を無理やり抑え込むよりは、歯がないところにはインプラント治療を行ない、余計な負担を残っている歯にかけないことが重要です。

連結の差し歯(ブリッジ)はいわば運命共同体のような治療方針です。

土台のうちの1本が何かしらのトラブルが認められた際には、上物を除去して、再度差し歯(ブリッジ)をやり直さない限りは、一塊となった領域すべてが保存不可能となる結果となります。

まして長いブリッジの場合には、この傾向は一層強まることになります。

(小さいユニットの被せ物で対応する方が、何らかのトラブルがあった際には、ダメージは少ないことも多いようです。)

ブリッジは入れ歯と同様に、残っている歯の犠牲に成り立つ治療方法なので、やればやるほど歯を失う結果となります。

その負のスパイラルから抜け出すには、歯のない部位に対しては、差し歯(ブリッジ)ではなく早期にインプラントで対応することが得策なのです。






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