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コラム
初心者向け証券勉強(投資信託4:ETF1)
2023年12月23日 公開 / 2023年12月24日更新
ETFは、上場投資信託と呼ばれています。「上場」という言葉を、何か難しく感じている方も多いと思います。「上場」は、株式と同様に証券取引所に上場しているという意味です。株式と同様ですから、初値、高値、安値、終値もありますね。一日の中で値段を見て、買い、売り、の注文がだせるのです。ここで、一般的な投資信託と比較してみます。
ETF 投資信託
購入窓口 証券会社 販売会社(証券会社・銀行など)
売買単価 取引所のその時の時価 基準価格(1日に1回)
注文方法 成行 指値 ブラインド方式
(注文時点では、値段はわからない)
手数料 株と同じ 販売会社ごと違う
証券会社ごとに違う
信託報酬 投資信託と比較して ETFと比較して
安い 高い
直近の具体例で見ていきます。
12月20日、A会社は、子会社の問題で米国で100万台のリコールを実施すると発表しました。A会社の株価は、12月21日マイナス106.5円(マイナス4%)の下落になりました。
銘柄コード1622のETFがあります。自動車・輸送機のETFです。当然、A銘柄も入ってますが、2023年8月24日の決算短信をみると
68銘柄が組み入れられています。12月21日、銘柄コード1622は、マイナス790円(マイナス2.7%)でした。
1日の価格の推移は、
初値 28225
高値 28430
安値 28030
終値 28115 になっています。
1銘柄が悪材料でても、分散投資しているから、変動率は、1銘柄の時よりも少なくなりますね。68銘柄も入っているのに、1口12月21日終値で買う人は、1口 28115円で買えるのです。勿論、逆もあります。1銘柄好材料がでても、ETFなら上昇率が1銘柄保有しているよりも上昇率が少なくなることもあります。投資信託ですから分散投資にはなりますね。
次もETF続きです。ETFは、会社によりいろいろあります。例をだして説明していきたいと思います。
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