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コラム
初心者向け証券勉強(投資信託2追加:アクティブ運用)
2023年12月20日
昨日は、アクティブ運用の説明が抜けていました。アクティブ運用とは、ベンチマーク以上の成果を目指す運用をいいますね。パッシブ運用(インデックス運用)は、ベンチマークと同じ成果となるように設定します。わかりやすくて、わかりにくいですね。アクティブ運用は、運用担当者、あるいは運用会社によって違います。パッシブ(インデックス)運用は、株価指数連動なので、人の判断は、ほとんど関係なくなりますね。
2023年9月5日の日経新聞に「NISA 長期運用で実り」と記事がでていました。要約すると、過去10年の運用成績を分析したら、日経平均株価など株価指数に連動する投信は、年10%強の収益率だったとでています。この記事はパッシブ運用(インデックス運用)の事ですね。
アクティブ「勝率」3割ともでています。10年ならしても3割のアクティブ型投信は、株価指数を上回ったということですね。
それでは、株価指数連動で年10%なら、パッシブ運用(インデックス運用)が、アクティブ運用より、良いのかというと一概には言えません。
私が、心配している点もそこにあります。日経新聞の記事も過去10年とでています。アベノミクスが実施されて、日本でもマイナス金利のスーパーバブルが発生した期間ですよね。
仮に今後、株式市場が下落になったときは、パッシブ運用(インデックス運用)は、同じ率で下がります。アクティブ運用は、わかりません。下がるかもしれませんが、上がるかもしれません。下がっても、下げ率が株価指数よりも小さい可能性もありますね。それでは、どっちがいいのかとなりますね。
私個人的に思っていますが、運用する期間、運用できる期間でかわるのではないでしょうか。例えば、5年の運用期間で「どちらがいい」とお客様に聞かれたら、今だったら(スーパーバブル後)私は、「アクティブ運用の中から、信託報酬や商品内容、運用会社(担当者の実績)をみながら検討したらどうですか」と答えるかもしれませんね。10年以上の期間があれば、又、別になりますね。パッシブ運用(インデックス運用)か、アクティブ運用+パッシブ運用(インデックス運用)か、又、次に説明する「ドルコスト平均法」を使い、パッシブ運用(インデックス運用)か、選択肢も増えてくると思います。
アクティブ運用は、運用会社(運用担当者)の売買の判断で運用成果は、かわるんです。実績がある運用担当者がいたので、購入した投資信託なのに、運用担当者が、他の運用会社に転籍するなどのリスクはありまね。
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