ファッションメイク販売とパーソナルカラー

おはようございます。
マイベストプロ神奈川のパーソナルカラーリストの鈴木香加です。
いつも皆様にはお世話になっています。

今日のコラムは、反発される方もいらっしゃると思いますが、穏やかに一つの意見として捉えていただけましたら幸いです。

前回のコラムで、パーソナルカラー診断も軽く浅く広がっているイメージですが、顔周りの色はレフ板みたいなものですから、顔映りに影響いたしますし、結婚式のお色直しがあるように、色を変えればイメチェンになります。色使いで、変化と効果があります。

ファッションや化粧品の販売では、正直、パーソナルカラーは面倒くさい、客寄せにしか使えないと思っているのは、何故でしょう。

勉強が面倒くさい
自分のセンスに自信がある
売り上げに結び付かない

でしょうか。
だとしたら、お客様でなく、自分の事情ですよね。プライドは大切ですが、お客様あっての仕事です。お客様が楽しく、素敵になる一つの方法として柔軟に対応しても良いように思います。


勉強が面倒くさい
パーソナルカラーの専門家になる訳ではありません。お客様に求められたら、対応できればよいのです。
武田信玄の甲陽軍鑑という文献がありますが、家臣は本を読むな・功名だけを考えろと冒頭に書いています。ウチはパーソナルカラーの講師を使って研修してますよ…と反論される方もいらっしゃると思いますが、ただのカラーリストの独演会でなく、販売員がどのようにお客様に寄り添うかという実用的なパーソナルカラー研修になっているか見直ししてもよいかも知れません。


自分のセンスに自信がある
素晴らしいことです。
ただ、自分のセンスとお客様の価値観が違うことを意識して、過信にならないよう注意してくださいね。
もし、パーソナルカラーに販売員さんのセンスやスキルの相乗効果が生まれれば、お客様の個性が光ることでしょう。

売り上げに結び付かない
やりたくないだけです(笑)。
武田信玄の言葉でいうと、中途半端は言い訳ばかりです。真剣なら知恵がでる、の話です。
お店やカウンターに既にある色を使うのですから、コストも安いです。～とコラボや～プロデュースも華やかですが、どのように製作した商品を生かすかも大切な視点と思います。商品知識の一つとしてブルベやイエベが言えたら、これだけ診断をしている人がいるのですから、よりニーズに応えられてお客様が喜ぶのではないでしょうか？

別にパーソナルカラーに噛みつかれる訳ではありませんので、もっと氣楽に色を楽しんで、今日の氣分が変わる、上がるを体験してはいかがでしょうか？
せっかく素晴らしいデザイナーさんや、開発者が産み出したものをお客様とシェアできないのは、もったいないと思います。頑な心では売れるものも売れません。柔軟にお客様に対する心があって、寄り添い、喜んでいただくことができるのではないでしょうか。

ぜひパーソナルカラーを見直していただけましたら、嬉しく思います。
色は楽しいものです。
ご参考になれば幸いです。
今日もありがとうございます。