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中村和宏

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏(なかむらかずひろ) / 塗装職人

株式会社リプラス

コラム

二つ穴タイプから一つ穴タイプの給湯器に交換

2019年10月17日

テーマ:施工事例

コラムカテゴリ:住宅・建物



【施工事例】
 相模原市中央区 I様邸 エコジョーズ20号給湯器交換工事
ノーリツ エコジョーズ20号 オート 据置型
●担当者より
 二つ穴タイプの給湯器から一つ穴タイプの給湯器に交換させていただき、
 浴槽内のお湯をうまく循環しかき混ぜるので湯垢がたまりにくいので、
 より快適になられると思います。
 ※施工事例の詳しくはコチラ → リプラス http://www.replus-corp.com/work-kitchin#ttl-56



●一つ穴、二つ穴って?
 一つ穴、二つ穴って言われても分かり難いですよね?
 これは、浴槽の穴のタイプ のことで、
 浴槽の穴は『1つ穴』と『2つ穴』があるのです。
 この浴槽の内側面に開いている穴の数で、給湯器の種類がわかります。

●一つ穴タイプ
 ・中に2つの管があり、給湯器のポンプで強制的にお湯を循環させる「強制循環式」。
 ・水流があるため湯あかが留まらず、浴槽のお湯の温度にムラができにくいのが特徴。
 ・自動で湯張りや追い焚きもできる。※差し湯・湯張りのみのものもある

●二つ穴タイプ
 ・古い浴槽には2つの穴が開けられているものが多い。
 ・自然循環式の風呂釜に多く使われている。
 ・対流という温度差を利用した水の流れでゆっくりと浴槽内の水を循環させてお湯を沸かす。
 ・湯あかが溜まりやすい。
 ・浴槽の上の方ばかりお湯が熱くなる。
 ・現状エコジョーズタイプしか販売されていない。


●二つ穴から一つ穴にするためには
 二つ穴に繋がる2本の循環パイプを外して、そのうち1つの穴を塞ぎ、
 もう1つの穴に循環アダプターを取り付けて追い焚き配管を給湯器まで繋げる。

二つ穴から一つ穴にするには、別途工事費がかかりますが、
流通が多い一つ穴タイプの方が本体販売価格は安いので、
トータルの価格で比べると、それほど変わらなくなります。
二つ穴の追い焚きは、下の穴を通って給湯器で暖められたお風呂のお湯が
上の穴へと温度差による対流で出てくる自然循環式で、
対流の勢いがないので浴槽の下のほうが冷たくなって、
入るときにかき混ぜてからでないと快適な入浴ができません。
それに対して、一つ穴タイプは、
追い焚きで温められたお湯がポンプによる循環で浴槽に戻る「強制循環式」で、
ポンプで水流があるので浴槽内の上下での温度差はほとんどなく、
自動湯張りボタンを押してお風呂が沸いたら、
直ぐに気持ちよくお風呂に入ることができ、使い勝手は良くなります。
※リンナイでは2つ穴の強制循環式給湯器が発売されている

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