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雨中のラウンドレッスン

2012年11月27日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:ラウンドレッスン

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昨日は、雨の中でのラウンドレッスンでした。
常連のTNさんと、初参加のTFさんです。


やはり雨の中でのラウンドは、誰しも嫌なものです。
しかし、月例杯などをはじめとする競技に出られる方や、お仕事でコンペに参加しなければいけない方などは、雨だからといってやめるわけにはいきません。
雨の中でしかできないラウンドレッスンをさせていただきました。

まず雨が降っていますと飛距離が出ません。
どれくらい落ちるのか?といえば、#7アイアンで150ヤードの方の場合で、約ヤードも飛びません。

雨粒に当たる抵抗と湿気。それに首筋に落ちる雨のせいで、リズムが悪くなる。
またぬれた芝の抵抗は大きいので、ヘッドの抜けも悪いです。
それらが関係して飛距離が落ちます。

カジュアルウォーター寸前のグランド状態で、ボールをクリーンヒットしようとすると、ダフる危険が大きいです。
ですからお二人には『トップするつもりでスウィングしてください」とアドバイスしました。
お二人ともレッスンと割り切って、スコアを気にせずラウンドしてくれたので、こちらとしても思う存分伝えたいことが伝えられました。

特に集中してやったのはアプローチです。
上げる場面なのか、転がした方が安全なのか?
また上げられるのか?上げられないのか?のジャッジメントなどを、状況の解説を交えながらやっていきました。
お二人とも『今日は雨だったけど、本当に来て良かった』と言ってくれました。
この一言が、私にとっては最大の報酬でしたね(笑)

では最後に、お二人のドライバーショットを解説してみましょう。

TNさんです。


体重が左足(TNさんは左利きなので、右利きの方とは逆になります)に残ってしまっています。
このため、飛距離が出ず、スライス気味のボールが多かったです。
TNさんには、トップで体重を左ひざの上に乗せる感じでスウィングしてもらうよう指導しました。
最後の方では飛距離も戻り、方向性も良くなりましたよ。

TFさんです。


いいインパクトに見えますが、左への回転が足りません。
グリップが体の正面にまで来ているとき、体はもっと左方向に回転していないとプッシュアウトしがちですs、さらにはスライスにもなりやすいです。
事実1番ホールでは、プッシュアウトスライスでした(笑)
TNさんには、体の回転と方向を修正するレッスンをしました。
そうすると、後半のラウンドでは見ちがえるほど飛距離が伸び、まだスライスは残るものの、OBにまでは至らない程度に曲がり方に収まるようになりました。
TFさんは、アプローチを磨けば、すぐにが100切れるようになると思います。

皆さんも、雨だからキャンセル! なんてことをしてはいけませんよ。
雨だってやるのがゴルフなんです。
雨でもプレー可能な限りは、きちんとラウンドしましょうね。
ただし、体調の悪い方は無理をしないようにしてくださいね。

この記事を書いたプロ

深田洋史

ゴルフレッスン&クラフトのプロ

深田洋史(Craftsman Golf Shop Ocean CLUB)

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