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コラム

片頭痛の未来薬について!オブジーボと同じモノクローナル抗体を使用した治療が片頭痛にも有効!医療費が気になりますが。。

広島の頭痛外来

2018年10月28日 / 2018年11月11日更新

おはようございます。
日曜日の朝です。
最近は夜雨が降っても朝は晴れるといった感じで、朝のウオーキングが快適です。
体調管理にウオーキングを推奨しており、片頭痛や緊張型頭痛や肩こりにもウオーキングを推奨しております。
お金がかからないもっとも効果的な治療法のひとつです。



片頭痛の予防の特効薬

先日、米国では新しい予防薬が承認されました。
片頭痛の原因とされるCGRP(シージーアールピー)に直接結合するヒトモノクローナル抗体です。
先日、ノーベル医学賞を受賞された本庶佑(ほんじょうたすく)先生が開発したオブジーボもモノクローナル抗体です。
このお薬の名前はエムガリティー(Emgality)といいます。
2018年9月27日に米国食品医薬品局(FDA)が、成人の片頭痛の予防薬としてエムガリティーを承認しました。
米国では自己注射になるようです。
同類のお薬は、日本ではまだ保険適応薬として承認されてませんが、現在進行形で治験というかたちで、いろいろな病院で使用されております。
月に一回の皮下注射で片頭痛発作が減るというものです。
片頭痛の予防薬としては原則、投与することにより頭痛発作回数が半減以上、程度が半減以上です。
このエムガリティーはそれ以上の効果があり、かなりQOLを改善させるといわれております。
月に一回痛くなったらすぐセデスで対応されているかたには無縁かもしれませんが。
月に半分以上の日数で頭痛になやみ、頭痛専門医に受診中でも頭痛により仕事を休むことがあるかたにとっては、このエムガリティーに恩恵をうける可能性は高いようです。

医療費について

唯一の欠点といわれるのが、金額!
ヒトモノクローナル抗体であるゆえに高くなりそうです。

日本では、片頭痛は患者さんが頭痛で仕事ができなくなることなどにより年間2440億円の経済損失を被っているといわれております。
経済損失という観点からも、医療費もしっかり使い片頭痛の患者さんを少しでも救う必要があるのです。
日本では、まだ片頭痛診療に関する医療費は2440億円に達してはいないといわれますので医療経済学的にもまだ余裕があるといわれます。
医療費削減と多くの政治家のかたはいわれておりますが、国民の健康を本気で考える視点になってみると医療費はもっと多くてもよいという意見も。
ちなみに片頭痛患者さんの数が日本の4倍くらいいるといわれる米国では年間で6兆円近くも片頭痛医療に医療費をつかっているといわれております。

当院を受診していただけるかたへ

当院は予約なくても受付時間内でしたらいつでも受診されてください。
初診のかたは初診受付というシステムもつかっております。
ホームページ右上からお入りいただけると助かります。
*当院の前の道路(江波線を東に一本入ります)は南から北の一方通行ですのでお気をつけください。

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