運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
いい大学を卒業して、都市銀行に就職しました。
しかし、その銀行はもっと大きな都市銀行にのみ込まれました。
そして、だから、都市銀行を退職しました。
いろいろ転職しましたが、転職先での自分への評価が納得できずに退職しました。
そして、中小企業診断士の資格などをとって、会社を立ち上げて経営コンサルタントをしています。
よくわからないが、事業再生が面白そう、格好良さそう、再生実務家を目指してみよう、そんな若い経営コンサルタントにちょくちょく出会います。
銀行のことをちょっと知っていて、ちょっと計画書が作成できても、事業再生の分野では食べていけませんし、人から声がかかることもありません(>_<)
経営コンサルタントには3つの資質が必要です。
・テクニック、作文の能力
・現場力、経営目線での経験
・人間力、人脈、人柄。など
高学歴のエリート失敗組には、昔のキャリアを引きずったままの方を見かけます。
おまけに、若いから、負けじと肩で風をきるようなスタンス(((^^;)
本をよく読み、いろんなセミナーに参加する。
頭はでかいが、現場の経験や人としての魅力がないから、だんだんと尻すぼみ(((^^;)
こうして、電卓・作文の机上の空論のオタク経営コンサルタントが誕生していく。
初めて会っても…
あなたには負けていない、僕の方が知識がある、そのオーラを出されてもね…(((^^;)
けど、現場の実務の話をすると、話についてこれない。
銀行の話でも、ややこしい銀行交渉の対応や実務の話になるとチンプンカンプン(^_^;)
わからない、教えてください、それが言えない。
つまらない学歴やキャリアやプライドが邪魔をして…
そして、しらないままに経営コンサルタントを続けいく。
そして、間違いなく仕事がなくなり、消えていく。
経営コンサルタントや再生実務家は、学歴やキャリアやプライドで食べてはいけない。
自分の経験と能力と人間力で生きていくのです。
高学歴ですごいキャリアですごい能力の経営コンサルタントの方に限って、腰が低く柔らかく人としての魅力のオーラを出しています。
過去のことが唯一の自慢という人を見ることがあります。
残念な人生だと感じます。
反面教師として、自分もちょくちょく見直してみなければならないと思っています。
最近、感じた雑感です(^^)