運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
顧問先からは・・・
いろんな種類の電話がかかってくる(^_^;)
資金繰り、手形の決済、銀行交渉、
受注の相談や今後の経営方針など様々である。
多くは、暗くて厳しくて辛い内容である。
再生・再建コンサルタントなので当然である。
先日のクライアントさんからのTEL。
2年くらいのお付き合いの建設会社さんである。
この地域のNO.1と言われる診断士の先生のセカンドオピニオン。
顧問であった先生に、2年前に弁護士さんのところに行き破産をするように言われたのだが、
弁護士さんから「これくらいなら、何とかならないですか?」と言われ依頼を受けた案件。
全快とまではいかないが、借入金も順調に返済ができ、運転資金融資も問題なく、
売上げも前年度比20%くらいは伸びている企業の成長&回復。
電話の内容は・・・
「今月のコンサル訪問は日程の調整がつきません。」というのである。
忙しくて忙しくて、社長も専務も現場の手伝いをしているらしい。
私もスケジュールが・・・(^_^;)
電話の向こうで笑いながら・・・
「こう忙しくては、どうにもなりませんわ(^O^)。」
「だから、先生の定期訪問は今月はパスにして、来月にしてください。」
俗に言う、嬉しい悲鳴である(^O^)
社長さんに・・・
「2年前を思い出してください。」
「お金もない、仕事もない、銀行も見向きをしてくれない。」
「それを思い出したら、忙しいことは何とかなるでしょう!」
そう言うと・・・
「本当にありがたいことです。」
「ゴールデンウイークには少し休めそうです。」
「嫁と子供と温泉にでも行こうと考えています。」
元気な社長さんの答えが返ってきた。
と言っても、連休期間中に2~3日休める程度(^_^;)
もう、きっと、大丈夫だろう(*^。^*)
そう思い、喋ろうと思ったら、社長が機先を制するように・・・
「また、道に迷うかもしれません。」
「また、大変な銀行交渉が起きるかもしれません(-_-;)」
「だから、コンサルタント契約は継続でお願いしますね(^O^)、お守り代わりですわ!(^^)!」
そう言われてしまった(^_^;)
忙しくて、業績が好調で、コンサルタントに会う時間が今はない。
こんな素敵な内容の電話は少ない(-_-;)
ちょっと・・・
嬉しい内容の電話でした(^O^)